「子ども情報ステーション by ぷるすあるは」精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその’子ども’の情報&応援サイト

精神疾患などをかかえた親の子育てに関する本やパンフレットの紹介

精神疾患などをかかえた親の子育てに関する本やパンフレットの紹介
2021年5月31日 office

サイトに公開されていて無料でダウンロードできるもの、販売されている本、障がいにあわせたもの、看護職向けなど対象のあるもの、などなど。
精神疾患などをかかえた親の子育てに関連する素材をまとめて紹介します。

 

 

『メンタル不調を抱えて 親になるあなたへ』

ゆらいく 2021

 

 

「子育てピアサポートグループゆらいく」さんのメンバーの先輩パパママが専門家と作ったパンフレットがサイトに公開されています。
A3サイズ*2枚(両面に印刷して2つ折り)のパンフレット。無料ダウンロードできます。

発行:大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 蔭山 正子
制作:子育てピアサポートグループゆらいく
協力:馬野堂+まのどう(デザイン・イラスト)
監修:市橋 香代(東京大学医学部附属病院精神神経科)、根本 清貴(筑波大学附属病院精神神経科)

 

 

『ゆるっとこそだて応援ブック』

ぷるすあるは 2020
1,100円(税込)

 

A5サイズ、全編手描きのイラストブック。
ひとりでがんばりすぎずにだれかにSOSをだすための本です。

》本の紹介ページへ
》ぷるすあるはのオンラインストアへ(販売はここからのみ)

 

 

『子どもにどうしてあげればいい?』
〈こころの病気を抱える親〉のハンドブック

トゥッティ・ソランタウス 著 2016
1,760円(税込)

 

 

親のこころの病気は子どもにどんな影響を及ぼしているのか?親には何ができるのか?……など、親からよくある質問に答え、子どもを手助けするための方法を伝えます。
〈こころの病気を抱える親をもつ子ども〉のハンドブック『お母さん、お父さんどうしたのかな?』もあります。フィンランド発の絵本。

アントニア・リングボム 絵
上野里絵 訳
東京大学出版会

》絵本の紹介ページ(東京大学出版会)

 

 

『親になるって、どういうこと?! シラフで子どもと向き合うために』

ダルク女性ハウス 2009
1,000円(税込)

 

 

子どもをもつ依存症をかかえた女性が回復していくときに必要なサービスや配慮について、ご本人たちの語りと、ダルク女性ハウスでの子育て支援の取り組みの経験が、一冊にまとまっています。A5サイズ、80ページ。

編集・作成:オフィスサーブ
ダルク女性ハウス発行

販売はぷるすあるはのオンラインストアより

》ストアへ

 

 

『子育てサポートBOOK』子どもといっしょに暮らすために

こちらはダルク女性ハウスのサイトにPDFが公開されています。
体験談を中心に16ページの読みやすい冊子です。

》ダルク女性ハウス>子育てサポートBOOK

 

 

『お母さんのためのアルコール依存症回復ガイドブック』

R.オコーナー 著 2019
2,860円(税込)

断酒を目指す母親が、再発をさけ上手にセルフケアを達成するためのさまざまなルールについて、自らの体験から語った本。270ページ。

今村扶美、松本俊彦 監訳
浅田仁子 訳
金剛出版

》本の紹介ページ(金剛出版)

 

 

看護職のためのケアガイド 『統合失調症を治療しながら子どもを希望される方の看護支援のために』

統合失調症を持つ人への子育て支援研究班
2010

看護師・保健師・助産師が共通して活用できるケアガイドです。妊娠する前〜妊娠ー出産〜子育て期を通して、当事者と支援者がそれぞれの工夫を共有し、切れ目のない支援につながるように作成されています。
A4*2 両面に印刷して使えます。PDFをサイトに公開。

作成:統合失調症を持つ人への子育て支援研究班 代表 澤田いずみ さん(札幌医科大学)

》ケアガイドのページへ

 

 

保健医療従事者のための『知的障害のある妊産婦さんへの対応ハンドブック』

知的障がいに配慮した周産期保健医療現場における支援の検討
2020

 

科学研究費助成事業「知的障がいに配慮した周産期保健医療現場における支援の検討」(研究代表者:杉浦絹子氏)による。
知的障害についての説明から、現場で起きうること、対応で心がけること、支援制度、情報提供のガイドラインまで、具体的な内容が掲載されています。13ページ。PDFが公開されています。

》ハンドブックのPDF