「子ども情報ステーション by ぷるすあるは」精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその’子ども’の情報&応援サイト

ネット・ゲーム・スマホがやめられない…(ネット依存?ゲーム障害?)

ページにきてくれてありがとうございます。
オンラインゲームをやり続けてしまう。Youtubeの動画をずっと見てる。SNS*が気になってスマホが手ばなせない。
なんとかしたい、しなきゃってどこかで思ってる。なんかいろいろしんどい…。
そんなときのヒントをいっしょに考えるページです。
*SNS:ソーシャル・ネットワーキング・サービス LINE,instagramなど

出演:ねんねんズ ナビゲーター:アルハ

更新日:2020年1月25日

ページのエッセンスをA4×2枚のシートにまとめました。
PDFを開くことができます。

[PDF]ネット・ゲーム・スマホ…(858KB)

01 やめられへんねん…何がおきてるか見てみよー

 

ついついゲームをやりすぎてしまったり、動画にはまって夜ふかししたり、という経験は多くの人にあると思います。
「ついついやりすぎ」と「はまりすぎてほんまにヤバイ(依存?)」の境目はどこでしょうか…。
例えばこんなことがあったらヤバイかもしれません。

 

・ネットのことで、家族など、まわりの人との関係が悪くなってる、ケンカになる
・学校でも授業に集中できない、頭がぼーとする、成績がさがった
・朝起きられない、学校やバイトや仕事に行けない、遅刻や欠席、単位を落とした、留年、退学…
・親に内緒で課金[かきん]して自分で払えないお金になってる …etc

 

なんでそんなにはまりやすいの?

 

インターネットやスマホはすごく身近で、日常生活から切りはなせないものになりました。
そしてゲームは…世界中のゲーム開発者が、競って本気で面白いゲームを作っています。ゲーム会社も本気でゲームが売れるように、はまるように、課金されるように、作っています。
ゲームの世界では、時間やお金を注ぎ込むことで、ポジションがあがっていきます(現実はそうとも限らない…)。チーム戦などに参加していると、メンバーに迷惑[めいわく]がかかってしまうので、途中で一人だけ抜けられないということもあります。

 

だけど…
ヤバイまではまってしまうときは、なにか、現実でしんどい…をかかえているときかもしれません。

02 これならできるかも?

 

→現実のしんどさがちょっとマシになったり、ちょっと元気になったり、安心やスキがふえるには?
ひとつの正解!という方法があるわけではなくて、人によっていろいろちがいますが、こんなことが役立ったかも、という人もいます。

いっしょに考えてくれる人、サポーターがいるといいといいですね。

03 まわりの大人の方へのお願い

 

ゲームなどにはまりすぎる…の背景にある現実のしんどさを想像して、それがへるように考えたり、いっしょに作戦を立てます。
スマホやゲームを取り上げる、回線を切るは、本人にとって一番大切にしているものを一方的に断ち切ることになります。
ネットの世界が、唯一あんしんできる時間だったり、社会とつながれる場だったりすることもあります。本人はもっと追いつめられることになります。現実世界に、安心や居場所や、本人にとってのちょっと楽しいこと、大切な何かがあることが、ネットから、はなれるために必要なことです。

例えばこんなことから取り組んでみます。

・ネットやゲームの話題は、禁止、しかるではなく、例えば本人がはまっているゲームの内容を教えてもらう(本人の世界に近づいてみる)
・小さな達成できそうな目標を本人が決める。できたらほめる。
・ネット(ゲーム)のことじゃない会話を大切にする。
・本人のできてることに目を向ける
例)ご飯を食べた、部屋から一度でてきた、遅刻しても学校に行ったなど


たくさん書きましたが、とりいれられそうなことから試してみてください。
現実には… 本人のネットのことで、まわりの家族も頭がいっぱいになることがあります。心配しているからこそ…。
そんなときは、ひとりの時間をとったり、気分転換をしたり、家族自身がちょっとほっとできるように。家族も応援団が見つけられるといいと思います。相談機関を利用し、話をすることで現状や気持ちを整理したり、ちがう視点やヒントをえるのもひとつの方法です(専門の相談機関は少ないですが…)。

 

04 リンク集と補足情報

》久里浜医療センター>ネット依存治療部門(TIAR)

・インターネットやオンラインゲームについて
・ルール作りのポイント、フィルタリングやタイマー設定について
・ネット依存のスクリーニングテスト
・治療、家族会
・インターネット依存治療施設リスト など、サイト上の情報も充実しています

》岡山県精神科医療センター>インターネット使用障害(ネット依存)について

・インターネット依存チェックツール
・ネット依存家族教室 が公開されています

※「ゲーム障害」について

2019年5月、WHOが「ゲーム障害 gaming disorder」を新たな依存症として認定しました*。2022年から発効されます。
オンラインゲームやテレビゲームをする時間や頻度をコントロールできず、日常生活、学校や仕事、健康などに支障がでるようになり、そういった症状が少なくとも12ヶ月続く場合です。

*WHO「疾病および関連保健問題の国際統計分類(ICD)」

 

※どれくらいの人がいますか?

病的なインターネット依存が疑われる中高生は、2017年の調査で、全国で93万人にもなると推計されています**。
およそ、中学男子の10%、女子の14%、高校男子13%、女子19%、全体で5年間でほぼ倍になっています。
このなかの一部が、上記のゲーム障害にあたると考えられます。

**飲酒や喫煙等の実態調査と生活習慣病予防のための減酒の効果的な介入方法の開発に関する研究(厚生労働省研究班 代表・尾崎米厚氏)

このページの担当

 

 

 


 

毎月のメールマガジン「アルハ通信」で最新情報が届きます
サイト運営団体:NPO法人ぷるすあるは
》これまでのメールマガジンをみる