2019.1.18
出版社さんとのより具体的な話し合いでした。
「生きる冒険地図」は、2017年の夏に手作りした冊子で、さまざまな背景の中で今日一日をがんばって生き延びている子どもへ、生きる知恵と工夫をつめこんだ本です。このたび…
5月末の目標で出版をめざす
ことが決まりました。
そこから逆算してスケジュール設定、最初の原稿を揃えるのが3/4の9時まで。
目標が明確になりまた始まるなあというきもちです。
プルスアルハをはじめて4年で7冊の絵本を出版。それから、活動の幅は広げてきましたが、3年ほど出版は足踏みしていました。
今回、ご縁をいただき、学苑社さんと初めてタッグを組んで、出版を目指すことになりました。
お会いするのは2回目のこの日、チアキの最初の質問は、色校正について。その次は、紙について。
…いかにもチアキらしい。
ホチキス留めの中綴じだった手作り版から、ソフトカバー製本になります。巻きカバーはなし、見返しもなし。制作費とのかねあいから、いろいろ工夫しているわけですが… お作法にとらわれない作り方ができそうということで、チアキは結構テンションがあがっています。
最初の工程は紙選びです。
チアキは、紙から入るタイプ。
というのも、紙の色や質感にあわせて、印刷がのったときのイメージをして、ペンの種類、太さ、色… を決めて書き始めるからです。
事務所にあるいろいろな本やノートを広げながら、表紙と本文と2種類の紙のイメージを共有していきます。
ツバメノート、モレスキン、せつない動物図鑑、『社会的養護の当事者支援ガイドブック─CVVの相談支援』←近いイメージ…
この先は工場との相談ということで、いったんお持ち帰りで…次回につづきます。
情報解禁にして、制作過程をみなさんと共有しながらすすめていくokをいただきましたので、こちらのコラムとSNSで随時アップしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
生きる冒険地図
さまざまな背景の中で今日一日をがんばって生き延びている子どもへ、生きる知恵と工夫をつめこんだ本です。チアキが、明日に希望がもてないと思っているあの子へ、いないことになっているMIRU・IRU(本の主人公たち)へ、全力で、届けたいとつくった本です。2017年の夏に手作り版が完成。それから、600冊あまりが全国へと旅立ちました。
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『こんな大人受けの悪そうな本つくって大丈夫なの?
…けど、学校の先生がみんな、1冊ずつ持っててくれたら、ちょっとわたしたちが学校で生活しやすくなるかも』
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この本を手にした子の言葉です。
もっと多くの子どもたちへ届けるべく5月末の出版を目標にすすみます。
》ウェブ版のページへ(一部公開しています)
例えばこんなページ…