いろんな事情がある。近くにたよれる大人がいない。助けてのコトバを持たない。
いろんな役割を担[にな]いながら、日々生きぬいている子どもたちを応援する冊子ができました。
- 目次と登場人物、チアキの手紙
- 生きる冒険地図について
- お申しこみ方法…受付終了しました
- ページ紹介[しょうかい]
1.目次と登場人物、チアキの手紙
2.生きる冒険地図について
作者チアキの工夫とメッセージをつめたヒント集
2017年5月、JAMMIN×ぷるすあるはのチャリティー企画、親や家族が精神疾患[せいしんしっかん]をかかえている子どもを応援する冊子「じぶんち冒険ガイド」制作プロジェクトとして、ゼロから制作を始めました。チャリティーではたくさんの方にご支援[しえん]いただき、ありがとうございました。
そこから企画を発展させて、2017年8月、『生きる冒険地図』の第1作が完成しました。
制作を進める中で、病気という背景[はいけい]ではなく、「いろんな事情で近くにたよれる大人がいない子ども、その中を日々生きぬいている子ども」を応援する冊子へ変わっていきました。
チアキが、この冊子の内容を、一番届けたいと思ったからです。
届けたい子ども・内容にあわせて、この「生きる冒険地図」というタイトルになりました。
内容は、すべての子どもにとって大切なことがたくさん入っています。
ですが、チアキの手紙にあるように、大人キライ…大人信じられない…という気持ちがある子どもにこそ、届けたいという前提[ぜんてい]でつくりました。
最初に予定していた、病気をかかえた親御[おやご]さんやご家族が子どもとコミュニケーションをとりながら使う本とはコンセプトが変わってしまいました。期待していたみなさまには、申しわけありません。
ウェブでは、ページ（テーマ）毎に活用できるスタイルで公開していきたいと思います。
今回作成した200冊のうち、およそ100冊を、子どもを応援している民間団体や行政機関などの関連機関・関係者へ。100冊は、ネットで募集[ぼしゅう]してご活用いただける方へ届けます。
作者のチアキ自身、落ち着かない家庭、いろいろと大変な世界を生きぬいて大人になりました。長年働いた精神科の診療所[しんりょうじょ]では、同じような体験をもつたくさんの子どもに出会いました。
自分はだれにも相談しなかったけど、今の子どもたちには大人の知恵を活用してほしい。危険な大人をみわけて、ちょっとでも信頼[しんらい]できる大人を見つけてほしい。
毎日の食事や学校の持ち物のこと。毎日のことだからちょっとでも知恵を届けられたら…。
子ども時代に試行錯誤[しこうさくご]してあみ出した生活の工夫と、大人になって、子どもたちといっしょに実践[じっさん]してきた工夫をつめこみました。
生きるための冒険のヒントになればうれしいです。
たくさんの字と小さい字と誤字（字のまちがい）のこと
１冊ほとんど全部を、チアキの手描きでつくりました。
決まったページ数の中で、伝えることがありすぎて、字が小さくなりました。小さすぎる文字は虫メガネ（100円ショップにもある）で大きくして読んでください。
チアキは子どものときから、漢字を正確に書くことが苦手です。文字がアンバランスになることがあります。冒険地図では、制作チームのメンバーといっしょにまちがいを探して、書き直しましたが、見落としがあるかもしれません（たぶんあると思います）。おおめにみてください。
文章をたくさん読むことが好きではない人は、気になるイラストや、関心のあるところを、読んでください。
この本は、みなさんからの声で、もっとよいものにしていきたいと思っています。ぜひ、感想を教えてください。
仕様
230mm×160mm（A5サイズより少し大きい）・36ページ・上質紙90kg・中とじ
3.お申しこみ方法[受付終了しました]
・小中高校生で、自分（やきょうだい）に役立ちそうという人
・身近にいる子どもと使う、子どもへ届ける大人の人* が対象です
*子どもを応援する仕事をしている方。親や家族、きょうだいなど。実際に子どもと活用することを想定している方を対象とします。事後アンケートにご協力ください
お申しこみフォームへ（ぷるすあるはのサイト内）…受付終了しました
・チャリティー企画にご参加いただいた方
》購入者限定ページへ（ぷるすあるはのサイト内）
購入アイテムに同封されていたパスワードでお入りください。すべてのページのPDFを掲載しています。
4.ページ紹介
