『ハルのきもちいろいろカード』13枚
医療機関、児童相談所、こころのケアセンターなどで、トラウマのケアにとりくんでいる専門家の方の間でも、活用いただています。使い方、使い心地のフィードバックとリクエストをいただきましたので紹介します。
(写真は12枚ですが、現在のカードは13枚入りになっています)
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イラストがほんわかとかわいく、温かいので、見ているだけで和むのが、セラピーで使うのにぴったりで、とても気に入っています。大きさも使いやすいサイズです。
[使い方]
年長の子どもだと、面接の最初に、「今日はどんな気分?」と選んでもらって、そこから話を始めるということをよくします。小さい子だと、感情調整のセッションで、裏返して、順に1枚引いて、「○○(感情)になるのは、どんなとき?」を言い合うというゲームをすると、盛り上がります。
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重宝しています!使う側も、癒される感じです。
シンプルで使いやすいです。緘黙やかなり緊張の強い子などにも、刺激が強すぎず、わかりやすく、抵抗なく使えます。
[使い方]
緘黙や発達障害の子どもの診察場面でも重宝します。コミュニケーションのきっかけにしたり、「知っている気持ち」を選んでもらったり。アセスメントの一助にもなります。
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机の上で広げて使うのに、ほどよいサイズであり、重宝しています。子どもたちも、カラフルな絵カードを提示されることで、表情が明るくなり、やりとりがスムーズになります。
[使い方]
継続してお会いする子どもさんに、毎回、面接の導入部分で活用しています。
・机の上に並べて提示し、「今の気持ちを確認させてね」と提示しています。
・子どもに選んでもらい、関連する生活上の出来事を確認しています。
・使い慣れると、自ら、トランプ風に裏返して1枚ずつ引き、その説明をする子どももいました。
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絵柄がとっても可愛いく色使いも優しいので子どもに人気です。
[使い方]
診察の中で主に小学生を中心につかっています。
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カードがシンプルなので使い心地はよいと思います。
[使い方]
TF-CBT(子どものトラウマに焦点化した認知行動療法)や一般の診察の中で、感情表出の練習に使うことが多いです。例えば、感情表出が苦手なケースでは、毎回お互いにカードを引き合って、その感情を体験したエピソードを披露しあうというようなことです。
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カードがカラフルで表情がかわいいのでとっても使いやすく、子どもの食いつきがいいです。
[使い方]
TF-CBTを実施する際に使用しています。
自分で感情の種類を書き出せる子もいますが、思いつかない子はヒントとしてこのカードを使ったりします。このカードをめくって、出てきた感情を体で表現したりすることもあります。目的は「人にはたくさんの感情の種類があって、状況に応じてその感情の温度(強度)が違うこと、そしてどんな感情もすべて大切なものなので否定する必要はない」ということを学びます。また、「感情」と「考え(認知)」はよく混乱するので、それを区別するためにも使います。
すべてのカードをラミネート加工して使っています。
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リクエスト
「こわい」の他、「くやしい」「おちこむ」などもあるとうれしいです。「勇気がわく」なども、セッションの後の気分チェックなどのときにあると使えると思います。
マイナス感情のカードの割合が多いように思います。「げんき」「わくわく」など、プラスの感情のカードを増やしていただいても良いかと思います。
青年期ケースなどの場合は、もう少しいろいろな感情があってもよいかなと思ったりもします。たとえば、孤独感、孤立無援感、ねたみ、など。
白地に顔がカラーというパターンも、あったら良いかもと思います。うれしいときに顔がほんのり赤みがさしていたり…。
カードの裏にそれぞれの感情の意味などが書いてあると嬉しいです。
漢字にフリガナがあるとよいと思います。
プラスチック製の丈夫なバージョンがあるといいです。
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