「子ども情報ステーション by ぷるすあるは」精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその’子ども’の情報&応援サイト

若年性認知症[じゃくねんせい にんちしょう]

子どもも大人もイラストで学ぶ病気や障がい

若年性認知症

認知症は、脳やからだの病気のために、記憶[きおく]や判断力[はんだんりょく]などの能力が低下していく障がいです。
65歳未満の認知症を「若年性認知症」とよびます。
若い年代特有の大変さやサポートが必要になることがあります。
認知症全般の症状やサポートについての情報は
》イラストで学ぶ認知症 のページで説明しています。

更新日:2018年3月27日
ページ担当:ざっきー+ぷるすあるは

65歳未満の認知症を「若年性認知症」とよびます。
原因としては、アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症・前頭側頭型認知症・レビー小体型認知症、頭部外傷後遺症、アルコール性などがあります。国の調査では、若年性認知症では血管性認知症が最も多いです。

 

老年期に比べると少なく、うつ病などの他の精神疾患や更年期障害[こうねんきしょうがい]、ストレスからくる疲労と思われがちで、診断[しんだん]されるのが遅れてしまうことが多いです。
老年期とはちがった問題が多く、社会での理解もまだまだ少ないのが現状です。

 

相談機関やサービス

 

若年性認知症は50代が多いと言われていますが、20代や30代でもおこる可能性があります。働きざかり、子育ての最中、という人が認知症になった場合、経済的な問題や子どもへの精神的な影響などが生じ、とても深刻な事態になります。
40歳以上であれば、認知症の診断があれば介護保険を利用することができます。
39歳以下になると、介護保険を利用できず、支援を受けづらいのが現状です。
介護保険以外で利用できる制度には、自立支援医療や精神障害者保健福祉手帳、障害年金、医療費控除[こうじょ:安くなる]などがあります。
市町村<の障害福祉の担当窓口>やかかりつけの病院で、今は何が利用できるのか相談してみます。

親が若年性認知症になったときの子どものサポート

 

まだ子どもが小さい時に親が認知症になった場合、子育てがうまくいかず混乱したり、不安や焦りが強くなっていくことが考えられます。また、就学している子どもがいれば、経済的な問題もひときわ大きくなるでしょう。子どもは家庭の中のゆとりのなさを感じ取り、自分も不安定になったり、逆に過剰に家族のために頑張ろうとするかもしれません。
自分の親のことを誰に相談していいかわからず、ひとりで抱えてしまう可能性があります。他の家族に相談できればよいのですが、それすらできない場合もあります。身近なところでは、学校の担任の先生や保健室の先生に、困っていることを話せるとよいです。先生から地域のサポーターにつなげてもらえるかもしれません。

<希望のあるイラスト>

一般的な情報
子どもができる工夫、子どもへのメッセージのページ

小学生のみなさんへ(子どもへのメッセージと工夫)
中学生のみなさんへ(子どもへのメッセージと工夫)

 

 

参考サイト・図書など

若年性認知症支援に関するハンドブック
「社会福祉法人仁至会 認知症介護研究・研修大府センター」では、若年性認知症コー ルセンターの運営や、若年性認知症についての本人・家族、支援者用のガイドブッ クを作成しています。
https://www.dcnet.gr.jp/support/research/center/

この教材は平成28・29年度子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けてNPO法人ぷるすあるはが作成したものです