37名の方の回答をいただきました。ありがとうございました。
ウェブ上で回答者を募ったアンケートの結果のまとめです。
すべての声を読ませていただきました。ありがとうございます。いただいたご意見は今後のサイト運営、改良に役立てます。
※改善点のご意見には、サイトの更新にあわせて、進捗状況・最新情報を追記します。
1.回答者の年齢
中学生、高校生の方からの回答もありました、ありがとうございます。
2.お立場
支援者の立場の方と、病気をかかえたご本人が多かったです。まわりの方も、(病気をかかえた方の)親、子どもをはじめ、パートナー、きょうだい、そのほか家族、知人や同僚、と幅広く回答いただきました。
複数選択ありの設問なので、お立場が重なっている方もいらっしゃると思います。
勉強中の学生の方もいました。
支援者の方のフィールドでは、今年は、保健・福祉、多かったです。(去年は教育関係が最多だったので…年によってのちがいがあります)
職種は幅広い方がいらっしゃいました。
3.アクセスのきっかけ
SNSとネット検索が同数で1位で、多数でしたが、口コミ(職場、かかりつけ医、こどばの教室からの紹介)、展覧会、チラシ、絵本、イベント、メディア… といろんなきっかけがありました。
4.役に立ったり、関心をもったコンテンツ
1位
》ぷるす工房(ダウンロード素材集)
2位
》小学生のみなさんへ・》中高生のみなさんへ
3位
》イラストで学ぶ病気や障がい
》ぷるすあるはの絵本やアイテム
5位
》ヤングケアラーのみなさんへ
「絵本やアイテム」は初のランクインです。そのほかの上位3ページは不変です。
サイトアクセスの目的も、「日常生活や相談場面などで使えそうなツールを求めて」が一番だったので、サイトに求められていることが伝わってきます。
5.改善点や提案
選択項目では、初めてきた方向けのサイト案内と、子ども向けページ、ダウンロード素材、病気や障がいのページの充実。
…毎年いただいているリクエストです。
アイテム活用法、自助グループ情報も今年は多かったです。
以下、自由記載、いただいた全ての声を紹介します。
・私自身も発達に特性があり、手書きの字が読みづらく感じるときがあった
・交流の場があれば嬉しいです。
・自助グループの説明が色んな形式があるのに一つの事例だと、注釈があっても全てだと思う方がいるので何か良い表現があればと思います。
・日本語が困難な子供の視点が欲しい!!外国籍の人が使える支援かどうかも追記して欲しい
・コンディションカードは今後、英語や中国語などにも対応してもらえると助かります。
・言語化できない子供から、目撃や出来事の情報を聞き取る際、補助資料として、家庭の生活場面、学校生活の場面、友達と遊ぶ場面、お泊まりの場面等、日常場面が描かれているページが欲しい。遊ぶ、食べる飲む、寝る、歩く、走る、笑う、怒る、話す、怒る、笑う、触られる、叩かれる、怖い場面を目撃する、逃げる等。
・学校の先生にも、もっと情報を知っていただきたいです。
・吃音×社会不安症(二次障害)…のような、さまざまな難しさを抱えているひとについても、いつか触れていただけたら嬉しいなと思いました。
・出典、参考資料ものせてほしい
6.サイトや絵本をみての感想・役立ったことなど
サイト
・絵で心動かされた
・子どもの頃は周りの大人の気持ちが分からなかったけれど、大人になって周りの大人の気持ちが分かるようになった。
・病気についての心理教育がわかりやすくまとめられていて、患者さんへの説明に使いやすかったです。その人が、他のサポーターに自分の病気について話す時にも活用してもらえて、誤解を生まないでいられたと思います。
・生きる冒険地図を購入しました。3年前に出会っていれば人生もっと楽に生きれたな〜とカウンセラーさんと笑いあえました。兄弟が精神疾患になってしまった友達にもサイトを教えてあげたら役に立ったようです。
・とても分かりやすく、子どもにも分かるし、子どもに説明するときに親も使えると思った。
・いつも本当に助けていただいております。ありがとうございます。
もう、何年もこちらのコンテンツにお世話になっています。
最初の頃は、大袈裟ではなく、すがるような思いでした。職業として支援をする立場になったものの、何もかもわからず。逃げるようにサイトにうかがっていました。
ところが、ここ3年くらいでしょうか、仕事柄の研修などに出かけると、何度かぷるすあるはさんの資料などを引用されている方に出会うようになりました。勝手ながら、仲間意識を感じたりしています。
実は、なかなかにデリケートな部分に触れる立場では実際には情報提供が難しいことも多く、でもそんなときも、直接こちらの紹介をさせてはもらいにくくても、自分のどこかに御守りとして持たせていただく意識により背中を押していただいているのだと思っています。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。
・子どもたちに向けたものを自分自身に受けとめています。
・私も被支援者たちにも診察に行く時に見せる資料ができた!日本語に困難性のある子供達の感情表現の言語獲得とその時々の感情伝達に役立った!職員に理解のない施設に絵本を置いたら入所中の親が読んでいた。
・私に子どもが産まれて、親が精神疾患の場合子どもへのケアはどうすればと悩んでいたとき、こちらのサイトを見つけることができました。とても心強く感じて、子育ての不安が和らぎました。今でも不安や心配になることはありますが、その度にコンテンツを読み返したりして勇気づけられています。
・一人で抱えていた気持ちを理解してくれる場所があったと感じられて安心した。
・人の温かさ
・職場の同僚とコンテンツを共有することで、使用方法などの幅が広がりました。
・優しくキッパリした言葉と、目を捉えて話さない絵。目から優しく入ってくる情報に癒される。
・小児科の心理相談で、本や資料、アプリを活用しています。
・わたしも、わたしらしく生きていていいんだと思えてきました。ありがとうございます(*^^*)
・同じような立場の人と出会った際に紹介できる情報サイトがあることが1番大きいと思う。
・子供だけではなく、知的障害や日本語が苦手な人にもメンタルヘルスの知識を分かりやすく提供できるので支援に活用したい
絵本
・子ども達にアドバイスできるようになった。
・依存症の家族、子どものケアに役立った
・出産したばかりの妹に贈ろうと思った
・学年で「発達凸凹なボクの世界─感覚過敏を探検する─」の読み聞かせをしてくださり、我が子以外にもイヤーマフを使用するようになった子も居ました。
・重たい内容をかわいいイラストで見ることができ、支援に関心はあるけどとうしたらいいのか分からない方たちからイメージができたと感想を頂きます。
・自分とは違う認識があると感じられること。
・私は同じ支援者の立場の方々と共有をさせてもらいました。
その時には、言葉が出ないね、と話したことを覚えています。
そして、あのときの気持ち、とときどき振り返ってまた、気持ちを共有しています。
絵本のチカラだと思います。
・心が軽くなった。ツールは親子で活用している。クラファンで応援させていただいた。人にも勧めている。
・何か自分によくわからなかったものをひとつひとつ向き合っていけるのは嬉しいです。
・絵本は自分自身の過去を落ち着かせるツールである。動画の読み聞かせの方がシンドイ時に寄り添ってもらえて楽になる。
・親が精神疾患のとき、子どもがどんな思いを抱いているのか、またこれから親はどう接していけばよいのかを分かりやすく表現してあり、とても親しみやすかったです。わたしが主治医にもどのように相談すれば良いのか悩んでいたときに、ひとつの道筋をくれた絵本です。今もこころの支えになっています。
・親の病気に対してどう向き合ったらいいのかを客観的に捉えることができた。
・子供との面接場面で利用している。イラストやカラフルな色に興味を示し、コミュニケーションツールの一つとして活用している。
・もっと周囲の方に読んでもらいたいと思うが、困窮世帯が多いので進めても購入出来ないことが分かるので悩ましい。
・借りて読む本ではなく、手元にできれば子ども一人に一冊ずつ欲しいと思いました。
・子どもと読みました。
・わたしはわたしのままで生きていていい、と思えてきました。
・理解力に制限のある人にメンタルヘルスの知識を提供するのに活用できる
7.自由記入欄ほか
・これからもコンテンツを充実させてください。
・メール相談を利用したい。
・いつも即役立つ情報をありがとうございます
サイト運営も大変だと思いますが応援しています
・身勝手なお願いなのですが(笑)ケアするひとのケアやオフ会っぽい集まりなどお願いできるとありがたいです。
・日本語ができない人に必要な支援を届けたい!専門家じゃない地域のおっちゃんおばちゃんがアクセスしやすい環境が欲しい。絵本のロシア語版,スペイン語版,ポルトガル版,各国語翻訳が欲しい!+やさしい日本語ver.が欲しいです!!日本に住む全員にアクセスできる環境が欲しい!切に!!そして、それは日本の外にいる人にも使える可能性がある。
・毎年さいたま市の展覧会を楽しみにしています。サイトでダウンロードしたツールは本当に役に立っています。いつも癒される活動や発信をして下さり、ありがとうございます!
・関西にもまたいらしてください。
・貴サイトや絵本などを通じて、一人で悩みがちだった私は、自分が一人ではなく色々な人たちとつながりながら生きていく大切さを気づかされたと感じています。
また昨今のコロナ禍では「からだとこころのワークブック」で子どもたちのこころのケアのための発信をされるなど、その活動には私や私の家族や大勢の方々のこころの支えになっていると思っています。ありがとうございます!これからも応援しています。
・児童相談所に勤務し、子ども情報ステーションの絵本やカードはコニュニケーションツールとして、欠かせ無いツールとなっております。通所面接の他、訪問時、緊急時の聞き取り場面(性被害加害の初期調査、暴力目撃、いじめ、怖い場面に遭遇、家事負担、医療受診等)で、説明の補助となる場面などが描かれているもので、常時携帯できる冊子のものがあると助かります。
・自分を許すことができない人が増えていて、過剰に自己責任を科す人が周りに増えてきたなと感じます。
・ダウンロードできる資料が内容も印刷のしやすさも助かっています。ありがとうございます。
*
設問の多いアンケートにお答えいただき、たくさんの声をいただきありがとうございました。
これからのサイト運営に役立ていきます。
ダウンロードアイテムの更新がゆっくりになっていますが、今回、たくさんリクエストをいただき… ゆっくりでもひとつひとつ積み重ねていこうと思いました。
長文お読みいただきありがとうございました。
なお、この間(2021/10/1-2022/9/30)
ユニークユーザー 879,733
ページビュー1,658,990
でした。