「子ども情報ステーション by ぷるすあるは」精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその’子ども’の情報&応援サイト

「子ども情報ステーションのご利用アンケート2020」の結果と声を紹介します

「子ども情報ステーションのご利用アンケート2020」の結果と声を紹介します
2020年11月5日 pulusu

43件の回答をいただきました。ありがとうございました。

 

ウェブ上で回答者を募ったアンケートの結果のまとめです。
すべての声を読ませていただきました。ありがとうございます。いただいたご意見は今後のサイト運営、改良に役立てます。

※改善点のご意見には、サイトの更新にあわせて、進捗状況・最新情報を追記します。
※今回はコロナ禍に関する質問も行いました 》結果まとめへ

最終更新 2020年11月9日

***

1.回答者の年齢

 

例年と同じく、30-50代の方から多くご回答いただきました。

2.お立場

 

支援者の方、ご本人ご家族の割合が多く、ご本人ご家族であり支援者でもある方が多かったです。

 

どのご家族の立場かは、年によって少しずつ異なり、今年は、(親が病気の)子どもの立ち場の方からは少なく、ご本人、親、パートナーの順番で多かったです。
支援者の方の内訳では、教育>保健福祉>医療。
今年は教育関係の方からの回答が多かったです。職種では、養護教諭が最多でした。

 

サイトにアクセスしたきっかけは、SNS、Yahoo,Googleなどの検索サイトからの検索。例年と同じ傾向です。
週に何度もみてくださる方が4人もいらっしゃいました。ありがとうございます。

3.役に立ったり、関心をもったコンテンツ

 

1位

》小・中高生のみなさんへ

2位

》ゆるゆる子育て(親のみなさんへ)
》プルスアルハの絵本やアイテム

4位

》イラストで学ぶ病気や障がい

5位

》ダウンロード(ぷるす工房)
》親がこころの不調になったときの子どものケアガイド(まわりの大人向け)

 

上位ページはずっと同じ傾向だったのですが、今回は、「ゆるっとこそだて応援ブック」の制作が佳境だったせいか、「ゆるゆる子育て」がはじめて3位以内に入り、2位でした。絵本やアイテムのページも上位になりました。
最多は、「小中高生のみなさんへ」のページ。これは普遍です。子どもに向けて情報を届けていきたいニーズを感じます。子どもに直接届けるページは他のサイトにはあまりない本サイトの特色でもありますので、大切に発信していきたいと思います。

 

4.改善点や提案

 

選択項目のなかでは、圧倒的に「初めてきた人向けのサイトの案内ガイド(どこになにがあるかわかりやすく)」が多かったです。
以前より指摘がありますが、コンテンツがふえて… さらに…

→工夫としてはこちらのページを作っています
》サイト内の情報の探し方

 

以下、自由記載です

 

・手書きの味のある文字が大好きです!けれど、しんどい時には手書きの文字を読むのがしんどいなーって時もあります。ダウンロードできるものは手書きバージョンと、メイリオやゴシックなどのバージョンがあればめっちゃ嬉しいです。

・解離性障害についての説明があるページがあるといいなと思います。

・一筆箋や絵などの価格が高く、低所得層のわたしには手が出ない。もう少し価格が下がると助かるのですが……。

・親向け、パートナー向けのオンラインの集まりみたいなもの、あればいいんですが、難しいのでしょうか。

・アイテム活用されてる方のおしゃべり会、オンライン会

・子どものことを第一に書かれいて、今辛い子どもを助けるには、役立つとおもいます。 けれど、長い目で見ると、親や大人を助ける情報が多い方が、子どもの生活の基盤をつくるので、子どもたちの助けになるのではないかと思います。 親の精神疾患のせいで、子どもが辛いというと、子どもの親が悪く言われることがあります。 ネットなどで、精神疾患の親に対する誹謗中傷も目につきます。 子育ては一人でなく、皆で育てた方が、楽になると思います。 気兼ねなく精神疾患や家族の状況について相談したり、支え合う場所が必要だと思います。

いただいた改善点については、随時、進捗状況を追記していきます。(これまでにいただいたご意見もひきつづき取り組みます)

5.サイトや絵本をみての感想・役立ったことなど

本当にたくさんの自由記載をいただきました。ありがとうございます。長文になりますが紹介します。(原文の通りです)

・分かりやすかった。

・イラストや絵や字の雰囲気が、かたくるしくなくてとても楽に受け入れることができます。でも、内容は必要充分で、知識や情報をたくさん得ることができます。 精神障害や心の不調を[重く]ではなく、[そういうこともある、そういう場合は]といった形で、受けとめて誰かとつながりあえるきっかけになりそうな、とてもすてきなサイトにめぐりあえてうれしいです。

・気持ちを伝えるカードをよく使います。相手にしっかり伝わって好評です。

・行き詰まりそうになる子育ての中でのヒントを得られる事。

・いつも、大事なことを思い出させてもらいます。

・本人の気持ちがわかりやすく書かれており、自分の想像以上につらい思いをしていることが知れました。

・人権や多様性を配慮しつつ、分かりやすい、かわいらしく敷居の低い感じのものが多く、さすがだなと思っています。

・敏感等、見えない事にも影響を受け生活の中でもたくさんの事柄があると配慮する考え方を、分かりやすく伝えられるように、ツールを利用したり、情報をシェアしたりできるようになった。

・一人だけじゃないと強く思ったし、思わされる人が多いと思う

・ストレスコップやイラストで、子どもの感情表現がしやすくなった。

・困ったときに読み返しています。子どもが来年小学生なので学校との関係が不安でしたが、ぷるすあるはさんのコンテンツで不安が軽減しました。

・発達障がいについて分かりやすい説明をイラストなどを通して共有できるようになったこと。

・子供の困っていることを具体的に説明しながらイラストとともに、話し合う機会に、自信がもてた。

・プリントアウトして、友人に配布しました。特に反応はなかったです。

・イラストがかわいいので子どもの興味を引くことができる。

・悩んでいる時に読んで心が軽くなった。

・子どもへの具体的な声かけの参考になった。

・読む事で悩んでいるのが自分だけではないと感じられる。困った時に眺めると、対処法を思い出して安心して対応できる。

・いま、親とは離れて生活しているのに、過去の子供だった悪夢をみたり、ふと思い出したり、疾患のない親/家庭をみてメンタル不安になるとき、コンテンツを読むことで、過去の記憶に埋もれるのではなく、今、自分を大切にする行動や言動をとることに気づく。自分の心を休ませるオフのきっかけ良い変化となった。

・「ゆるゆる子育て」や「子供のケアガイド」のコンテンツを見て、少し心が軽くなった、ここで対処法を知ったのできっと大丈夫だという安心感があった。 サイトの情報を参考に2歳の娘に「お母さんが倒れていても、あなたが悪いわけではなくてお母さんのお病気のせいだから大丈夫だよ。少し休憩したら良くなるからね」と伝えるようになってから、私が鬱状態になった時の娘の心の動揺が少し軽くなったような気がする サイトを夫にも勧めた 精神疾患のまま親をしていていいんだ(他にも同じような仲間がいるんだ)という気づきがあった。

・安心しました。自分にもできることがあると思える勇気がわきました。

・自分の障害について理解が深まった。冒険地図は大人の依存症者にもよく伝わり、それぞれの心に安心が増えているみたいです。

・子供にも親にも役立つ事、そうかとはっとする事が書かれていた。表現の仕方が他の子供向け啓発本とは違い、より具体的だった事がよかった。またともすれば道徳の教科書かと思うような本が多い中、逃げる事や休む事、もっと気楽に考えていいのだと書かれていた事で救われる子供も多いかなと感じた。

・機能不全家族の中にいる、子どもの気持ちがよく分かります。

・初めてプルスアルハを知ったときに、自分の子どもと読んでみたいと、とりあえず購入したが、まず一人で読んでみて衝撃だった。「こんな本が必要な子どもが実際にたくさんいる」のだと思ったら、涙が溢れて仕方がなかった。 そして、子どもだけではなく、大人の知り合いでこの本が必要な人が何人もいると思った。 実際に本を紹介して、ご自身で本を買われた知人もいる。

・業務の上で参考になった。実際に子どもや保護者と読んでみました。

・児童生徒が絵本に書かれているような立場になった時、くどくど説明するよりも、絵本を担任に渡した方が色々な事がストレートに伝わります。

・心が熱くなり、ぜひ参加したいと思った

・図書を通して、周囲に理解をしてもらえた。

・私もうつ病なのですが、子育てどうしようと不安になっていたのですが、どうにかなると思えました。

・いろいろな環境にいる子どもたちがいることがわかった。

・絵の訴え方が強い。メッセージが伝わってきます。

・「発達凸凹なボクの世界─感覚過敏を探検する」は、多くの方に身近に感じ、考えてもらえるテーマだと思い、新聞の図書だよりなどで紹介しました。ここから理解が深まることを願って、機会をとらえて紹介するように心がけています。

・子供の気持ちを理解するのに役立った

・子供の頃の自分に何が起こっていたのか、親に対する訳の判らなさ親からうけた行動の謎が、子供だった自分の責任ではないと、悲しみや悔しさが軽減されました。

 

 

6.自由記入欄

 

・精神疾患を持つ親で、子育てをちゃんとできているという人の経験談など、あったらいいと思います。 誰かの成功体験があれば、励まされると思います。
・いつもお世話になっています。幅広く情報を掲載してくださっていることと、子どもにもわかりやすく示してくださっていることで相談業務の大きな助けになってもらっています。
・With コロナ について、子どもでも理解できる冊子。できないことは増えるけど、それだけ、また違った楽しみができるとワクワクできるきっかけになる、心の切り替えするヒント集が欲しいです。 いつも活動、応援しています。また、イベントができるようになったら、開催して下さい。ズーム利用のオンライン講座もウェルカムです。
・心の栄養になるような絵本を又是非お願いします。
・とても辛くて、手がつかない時、どうにか堪えていた日に、ぷるすあるはさんに出会いました。 片手を繋いでもらえた様に思います。大人になっても、頼っていいんですね。 子供達のためにも、自分のためにも我慢せずに、でも頑張ります。 これからもぷるすあるはさんの活動がどんどん広がって長く続いていきます様に。私もいつか、誰かを支える人になれますように。応援しています!
・ツィッターSNSはメンタル落ちこむ言葉ニュースをみる事が多いので、範囲しぼっているのですが、その中で、プルスアルハ/ぷるすあるはさんのツィッターを見かけると心の整理や行動(たとえば、トレンドを他国へ設定を知り、日本のトレンドを見えない設定にでき嫌なニュースを回避できました)を変化させることができます。日頃の感謝を込めて、アンケート送信します。ありがとうございます。
・これまで板書の写しができないことが課題だったが、学校からオンライン授業が配信されたことで、家庭で板書を写す練習が落ち着いてできた。
・子どもたちのために、子どもたちを通してまわりの大人たちのために、いつもありがとうございます。この世知辛い世の中でほわっと明るいサイトです!
・いつもぷるすあるはさんのTwitter見ています。さくちるさんのインタビューをよく読んでいます(さくちるさんは活動をやめられたようなのでさみしいですが…)。 ぷるすあるはさん以外では精神障害を持ちながらの子育てに関するやさしい情報が少ないので、頼りにしています(専門的な本では深刻な事例ばかりで不安になるので)。
・絵本を読み聞かせしたり、動画を利用する。自分の感情が表現できるようにする。
・コロナ禍で、良くも悪くも個々の「人間性」や社会の「考え方」が浮き彫りになったと感じています。戦後75年もたつのに、戦時中の隣組のような事があったり、鎖国の時のような「異質者・感染者」を恐怖して排除しようとしたり。多分、このような土壌が障がい者やジェンダー、貧困の問題が無くならない一因なのだと感じています。こんな時だからこそ、「自分は大切・みんなも大切」「あなたも私も素晴らしい存在」という事を伝えていかなければならないと思います。
・コロナ騒ぎはあまりにも過剰反応だったのではないかと今は思う。情報操作に対して怖いなと感じた。

ホットとアルハおねがい

たくさんの声をありがとうございました。
これからのサイト運営に役立ていきます。
長文お読みいただきありがとうございました。


これまでのアンケート結果と声のページ

》アンケート2019

》アンケート2018

》アンケート2017

》アンケート2016(part.1ウェブサイト)
》アンケート2016(part.2 絵本)

》絵本へ寄せられたみなさまの声(読者カードほか)

》応援メッセージ(法人サイトへ)