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ビフレンディングボランティアってなに?

ビフレンディングボランティアってなに?
2017年12月21日 pulusu

かつて、日本の精神科病院は、長期間の入院が当たり前でした。そのため、現在も精神科病院では、1年以上の入院を継続している患者さんが全国で20万人以上います。
入院している患者さんには、病状は落ち着いているのに退院できない方もおり、長い入院の間に、ご家族と疎遠になっています。

 

沖縄・名桜大学のビフレンディングボランティア。

「ビフレンディング」とは、“Be+friend+ing” からできた造語
「友達になる」活動です

活動内容は、精神科病院に長く入院している患者さんの所へ毎月1回、大学生や、地域住民ボランティアの方と病院に訪問し、気軽におしゃべりしたり、お茶を飲んで楽しむといった活動です。

 

Q 精神障害者の方へどのようにかかわればいいの?

話をした内容で、患者さんの病状への悪い影響はありません。気にせず自由に話してください。

 

Q どのような話をしたらいいの?

お天気のこと、好きな食べ物の話、テレビの話や、芸能人の話など、身近な日常会話でかまいません。

 

Q 会話が続かないときどうしたらいいの?

無理にお話をする必要はありません。絵をかいたり折り紙をしたり、気楽に自由にして頂いていいです。

 

Q どんな心構えで参加したらいいですか?

「楽しませよう」とか、目的を持ってこなくても大丈夫です。精神看護の専門家も一緒に参加しています。困ったり、わからないことがあれば気軽に質問してください。毎回、終わりに振り返りをするのでその際に、何かあればご質問ください。

今回、ぷるすあるはは、ボランティアへの参加を考えている方向けのリーフレットを作成しました。活動日や参加する際の準備など、詳細はリーフレットをご覧ください。
イラストは、会話がつながるようなイメージがふくらむような…今と昔の沖縄のイロイロを描きました。どこからみてもいい1枚です。