
こんにちは。おがてぃです。
僕には子どもが3人いまして、上の子はすでに高校生年代なのですが、先日ふと自分が子育てしている最中のことを思い出して、あの時ほどマイペースに過ごすのがむずかしかった時はなかったなぁと思いました。
改めて考えるとマイペースとはある意味で「自分中心に物事を進める」ということなのですが、子育て、特に乳幼児を育てているときほど相手を中心に物事が進むことはないのではないかと思っています。
まず、睡眠[すいみん]リズムからして相手に基本的に合わせています。3時間おきに授乳やオムツ替え、抱っこでの寝かしつけなど、ひたすら子どもの様子に合わせてその時期は生きていた気がします。当時は普通に仕事もしていたので、寝不足のまま仕事に行って、帰ってきたらまたやってということを繰り返しており、よく倒[たお]れなかったなぁと今となっては思います。
また、少し大きくなった後でも、離乳食[りにゅうしょく]をはじめとした食事の準備からトイレトレーニング、イヤイヤ期での攻防や、保育園や幼稚園に通い始めた頃に発熱の連絡ですぐ迎えに行ったときなど、とにかく毎日予定通りに進んだことの方が少ないと言えるくらい、バタバタしていた気がします。
ただ、そんな中でも自分のペースを取り戻すための何かはしていたのだなと思い出したのは、当時よく食べていたスーパーでよく売っている小さい4個入り(僕が買っていた頃はまだ5個入りでしたが)のクリームパンを見かけた時でした。
子どもが寝てひと息ついたとき、とにかくエネルギーを摂取[せっしゅ]せねばと、常備していたのがこのクリームパンと、同じくスーパーで売っていた練乳[れんにゅう]入りのコーヒー飲料でした。今となっては身体に悪かっただろうと思うのですが、あのちょっとした休憩[きゅうけい]時間が、なんともほっとできる時間であったなぁと感じています。
そのように考えると、子育てに限らずそもそも日々の生活の中で100%自分のペースで過ごせることの方が少なく、だいたいはいろいろな出来事によってペースが乱され、そればかりが続くと大変だから、どこかで自分のペースを取り戻して自分を整える…ということの繰り返しなのではないかと思いました。
そして、その繰り返しが上手く回っているときは生活にも張りがあったり、楽しめたりするのですが、サイクルがだんだんと苦しくなってくると、悪循環[あくじゅんかん]となってだんだんと動けなくなってきます。そうなるとイチからペースを立て直さないといけないので、今の状態をリセットするために、より自分のペースで過ごせるよう休息が必要となる…ということなんだろうなぁと思いました。
自分のペースよりも大事にしないといけないことというのは、生きているとやはり時々出会うことではないかなと思います。それは家族だったり、友人だったり、あるいは自分が情熱を注げる何かだったりするのですが、そんな時まで「いや、自分は自分のペースが大事だから」と変に自分のペースに固執[こしゅう]してしまうのは、逆に窮屈[きゅうくつ]な感じがします。なので自分が大事だと思うことを優先してもらってもよいのですが、ただずっとペースが乱れっぱなしだと心身に不調をきたすので、どこかでちゃんとペースを整える作業はしてほしいなと思います。
今は子どもも大きくなってきたのでだいぶ楽になりました。その分仕事が増えたり、その他の問題に対処[たいしょ]しないといけないということも出てきています。普段いろいろな方から相談を受けていると、子どもも大きくなれば手がはなせるという場合ばかりではないですし、子ども以外にも介護[かいご]やらなんやらと大変なことが続いてしまうこともあります。
そういう時は家族や家族以外の人の助けを借りて、ちょっとずつ自分の手をはなれても大丈夫な状態にしていけるよう一緒に相談の中で考えています。それがお互いのマイペースにつながっていくのだろうなと感じています。


