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ワークショップ『ハッピーカード』をつくろう(開催レポート)

ワークショップ『ハッピーカード』をつくろう(開催レポート)
2022年12月25日 office

2022/12/3 小学生向けワークショップWSを行いました。
その進行に添ったコラムです。参考になれば…と思い、紹介します。
参加者の方や、進行役のキャラにあわせて、自由にアレンジしてやっていただいてokです。


準備するもの

 

参加者

・ハッピーカード(3枚)・ハッピーリスト(1枚) ←ぷるすあるはのダウンロード素材です
・なにも書いていない名刺カード10枚用(切り取れるミシン目つき)を2-3枚 ←100円ショップにあります
・ペン、鉛筆、シールやマスキングテープなど自由に

 

ファシリテーターの手元に準備

・参加者と同じもの一式
・見本用につくったカードとそれを入れる箱など

 

ワークショップスタート

1 導入の説明

これから自分のハッピーカードをつくります。
好きなこと、楽しいこと、ほっとできることなど、たくさんみつけてカードに書きます。
『ハッピーカード』『ハッピーリスト』にあるものを書いてもよいし、ないものを書いてもいいです。

 

最近のチアキは… 『ネコを吸うこと』これは…
と進行役が自分のハッピーカードを紹介したり、できあがりはこんなかんじです、とシートに書いて切りはなしたカードの完成版のイメージを共有したりします。
箱に入れておいたり、穴をあけてリングでとめるのもいいですね。

 

・なんで、ハッピーカード/リストを作っておくといいの?
・どんなふうに使うの?

など、まず大人がやってみておいて、伝えたいポイントを伝えます。

ぷるすあるはでは、これらに加えて
「いろんなバリエーションがあるといいこと。(ひとりでできること、だれかとやること、家の外でやること、家の中でもできること、お金がかかること、かからないこと、想像のなかでできること etc)」
「こころが疲れたりしんどいときには、見つけられなくなるので、元気なときにたくさん見つけてストックしておくのが大事なこと。」
なんかをお話しています。

 

2 作業タイム

WSでは15分にしましたが、全体の時間配分や、参加者の方にあわせて設定します。WSでは完成できなかった…というお子さんもいました(すいませんでした)。最初にも最後にもフォローがあるとよいと思います。
進行役の大人も、自分のハッピーリストを作ります。

 

3 発表タイム

自主的に発表してくれる子がいれば発表してもらうし、いなければ進行役の大人が発表することにしていました。本番では…子どもたちが発表してくれました。

(画像はスタッフ作)

・ほかの人のハッピーカードで、いいな、自分もやってみようかな、と思うものがあれば、追加もok。カードの内容を定期的にアップデートしていくのもいいですね。
・自分の好きなこと、大切にしているもの、は生きるエネルギーになります。ほかの人とちがっていてもいい。だれからも否定されるものではないです。大切にしていいです。

など追加しました。

 

WSではこのあとに「どんなきもちもだいじょうぶ」のメッセージを伝え、こまったときカード、110/119番カードなどの紹介も行いました。

(こんなかんじで終了。ご参加ありがとうございました!)

ダウンロード素材のページへ

》ハッピーリスト
》ハッピーカード
》いろんな気持ち日記

よかったら、いろいろアレンジしてやってみてください。

》著作物利用申し込み(ご連絡いただけると幸いです)

アプリ「おたすけことてん」(ダウンロード無料)では、自分のスマホのなかに「マイハッピーリスト」を作って入れておくことができます。こちらもご活用ください。

》おたすけことてん