「子ども情報ステーション by ぷるすあるは」精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその’子ども’の情報&応援サイト

子ども情報ステーションをつくろうと思ったきっかけ

子ども情報ステーションをつくろうと思ったきっかけ
2015年8月31日 pulusu

うつ病などの精神疾患やこころの不調、発達凸凹などのある親御さんとその子どもを応援するためのウェブサイト『子ども情報ステーション』 byぷるすあるは

制作のきっかけになったのは、絵本を発行してきた中で届いた声でした。

「次は▲▲障がいをテーマにして欲しい。理解やかかわりの難しさがあるのに、認知されていない」「絵本にでてくるようなお父さんがいない場合など、家族設定が大きく異なる家では使いにくい」「病気になった親、子どもを支える親もサポートしないと子どもをケアできない」「養護教諭として子どもと家庭へのかかわりを知りたい」「内容はよいけど購入するのは負担」・・・

本には、大人と子どもが一緒に読める、物語を通して大人が子どもの気持ちを知れるといった良さがあります。しかし、制作に時間がかかり、取り上げられるテーマや広がりも限られます。

今、情報を必要としているもっと多くの方へ、という思いが、サイトの構築を考えるきっかけになりました。サイトには【より幅広い情報を】【子ども・家族・学校の先生などの対象にあわせて】【スピーディーに更新しながら】【無料で】届けられる良さがあります。

絵本とサイトのよさ

昨年度からは、臨床心理士や保健師、養護教諭、元小学校教員など多職種のメンバーが加わり、約10名のワーキンググループで、幅広いテーマで専門性の高いコンテンツの制作に取り組んできました。サイト開設後も更新を重ねていく予定です。

単なる知識の提供ではなく、安心と希望につながるサイトへ──同じような思いや体験をしている人がいると知ったり、情報を媒介にして家族間、支援者との間のコミュニケーションにつながること。具体的な対処法を見つけたり、どこかへ相談しようという次の一歩へのきっかになるサイトを目指しています。