新年を向かえ、家族が集まったり親しい人と挨拶を交わしたりする機会も多かったのではないでしょうか。
なかには「4月からは新入生だね」と、今年始まる新しい生活のスタートを身近に感じた人も多かったのでは?
新しい生活には「ワクワク」もありますが、いろんな「ドキドキ」もあります。子どもだけじゃなくて、大人も同じ…。
不安になりやすい、緊張しやすい
新しい生活に慣れるのに時間がかかる…
病気を抱えている、身近に頼れる人がいないetc
ちょっとしんどい親御さんの安心につながる情報を、先生と保護者(先輩ママ)から、特集コラムとして発信します。
1.入学説明会を省エネでのりきる(まさみ先生・もっち先生より)
2.カンペキにできなくてもいい。親だって1年生。(病気を抱えた親の立場から)
3.入学準備を省エネでのりきる(まさみ先生)
入学説明会(新1年生のための説明会)
新1年生のための説明会とは、4月から始まる新しい生活に向けて、準備することをお話します。
以下のような話をされることが多いです。
- 校長先生の話:どんな学校か、どんな教育に力を入れているかなど
- 保健室の話:保健室の使い方、感染症、健康に関することなど、給食やアレルギーに関する話をすることも
- 手続きの話:お金や手続きに関すること
- 学校生活に関する話:1年生を担任している先生などから、実際の生活に関すること。準備するもの、1年生で身につけたい力やそのための準備、登下校に関する話など
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入学に向けての準備は、学校によってちがいます。
お道具箱ひとつとっても、入学までに全て各自そろえる学校、セットで販売している学校、入学してから準備する学校 etc
道具箱や袋は、収納方法によって、サイズや持ち手の指定がある場合があります。例)ロッカーにしまうor机のフックにかける/机の引き出しに入るサイズ など。
入学の日までにそろえる持ち物と指定だけ確認できれば、まずはokです。
わからないことがあったら、帰りに保健室に寄るのもよいです。
後から学校に電話をしたり、直接来校したりして確認する方もたくさんいらっしゃいます。
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Q.小さい子がいるのだけど、連れて行って大丈夫?
A.ほとんどの場合、大丈夫です。心配な場合は、事前に「説明会のときに、○歳の子を連れて行ってだいじょうぶですか?」と学校に電話で聞いてみましょう。
Q.説明会にどうしても行けなかった・・・
A.体調不良などで参加できない方は必ずいらっしゃいます。気になさらず、御都合のいいときに、電話で「出席できなかったのですが、どうしたらいいでしょう?」と聞いてみてください。御都合に合わせて対応します。御自身での連絡が難しいときは、頼れそうな人から連絡をいただくかたちでもかまいません。
(まさみ先生)
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先生たちへのメッセージ
説明会当日は、細かく書かれた資料が配布されます。
「よく読めばわかるはず」と思ってしまいますが、発信側と受信側には必ず温度差があります。特に、初めて子どもを入学させる保護者にはわかりにくい言葉が多くあります。
開いた瞬間に細かく書かれたページを見ただけで、頭が痛くなったり、読めなくなったりしてしまう保護者もいます。
保護者の目線でわかりやすい資料にすること。
そして、いつでも相談してもいい窓口を伝えることが重要です。
相談窓口は、教頭先生や保健室の先生、現1年生の担任など保護者が話しやすい先生を選べるようにできるといいですね。
相談された内容は、副校長や教頭といった管理職に必ず報告し、情報を共有することも大切です。
(もっち先生)
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》「カンペキにできなくてもいい。親だって1年生」─ちょっとしんどい親御さんへ2
》入学準備を省エネでのりきる(まさみ先生)