大宮図書館での絵画展も開展まで2週間となりました。
クイズ、工作室などの恒例企画に加えて、今年は『顔出しパネル』が登場します。
発案 さいたま市のNさん(異動してしまったけれど…)
作成 ぷるす大道具チームのIさん
毎年、絵画展のテーマに『いろんなきもちだいじょうぶ』を掲げてきました。
そのいろんなきもち、いろんな表情のひとりに、自分もなれるという企画です。
あんな表情や、こんな表情で、ぜひ、記念撮影をしていってください。
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ここからは…制作の小話を。
パネルの原画は、昨年の絵画展でセンターを飾ったこちらの絵です。
パネルは、原寸よりも少し大きくなっています。
このサイズ感は、倍率を変えながら印刷して、くり抜いて顔を出してみて、ちょうどよいところを見つける、というアナログ工程で決めました。
パソコン画面上でA4サイズに分割。印刷で生じる白や、重なり部分を考慮して、少し大きめに四角をとります。
貼り付けの工程。こちらも結構デリケートな手作業です。
1カ所目の切り抜きの場所はすんなり決まり、2カ所目をどこにするかは、ちょっと迷いました。
2枚の板ダンボールの間に、強度を増すためにプラダンを挟み込んでいます。1週間持ちますように…。
といった工程を経て、完成!
両手に持って顔を出すこともできます。
台もあるので、設置したまま顔を出すこともできます。
(ちなみに、こちら、作者です。ありがとうございます!)
台にも、工夫が凝らされています。
例えば、高さ。重要。
小さい子は立って、大人はしゃがんで、顔を出せる高さになるよう、床から30cmくらいパネルを持ち上げた高さになっています。
支える部材がなるべく顔パネルをジャマしないように。
コンパクトながらも1週間は持つ強度に。
かつ、危ない出っ張りなどが無いように。
などなどをクリアしつつ、手持ちの素材で作ったものだそうです。
このパネルには、もうひとつの仕掛けがあるので…
それは現地でのお楽しみです。
以上、制作の小話でした。
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7/7より、2F図書館での先行展示も始まりました。正面入口すぐです。
お持ち帰りできるぬりえやチラシも置いています。
奥の児童コーナーにも小ぶりの作品がいます。
図書館に行った際にはぜひお立ち寄りください。