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虐待や逆境的な家庭環境によるトラウマについての心理教育の小冊子

虐待や逆境的な家庭環境によるトラウマについての心理教育の小冊子
2023年1月26日 office

新作絵本『こころにケガをしたら(仮題)』。
淡々と制作をつづけています。
子ども向けのトラウマにかんする心理教育のアイテムは、災害や事故など本人もまわりもイメージしやすい単回のトラウマをベースに作られているものが多いのですが、そうではない場合にも使うことをイメージしながら作成していて、そこが難しく、チャレンジでもあります。
まだまだ試行錯誤がつづきます。

 

今回、このコラムで、ご紹介するリーフレットは…
虐待や逆境的な家庭環境によるトラウマから、問題に思えるような行動や不適応を示すようになった子どものための小冊子です。

『わたしに何が起きているの? 〜自分について もっとわかるために~』[改訂版]
(平成30年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業「児童自立支援施設の措置児童の被害実態の的確な把握と支援方策等に関する調査研究」により作成。平成29年度 同研究による成果物を評価研究によって一部改訂。)

虐待や逆境的な家庭環境によるトラウマから、問題に思えるような行動や不適応を示すようになった子どものための小冊子です。「こころのケガ」であるトラウマを受けるとどうなることが多いのか。そして、そうした苦痛への対処法が次第に行動の悪循環を生じさせてしまうことを説明しています。
小学校高学年くらいから高校生が主な対象です。
丁寧な支援者用ガイド(28ページ)があります。
子どもへの心理教育に取り組む前のオリエンテーション、冊子のページ毎の解説などが示されています。

「子どもの性の健康研究会」のサイト
>リーフレット ダウンロードコーナーのなかにあります
http://csh-lab.com/leaflet_download

》【リンク集】 トラウマ、トラウマインフォームドケアについての情報
今回紹介した冊子も含めて、さまざまな情報を紹介しています。

第2章の現在地です。
まだ埋まっていないところや迷い中のところもありますが、全体の構成は、だいたいこれでいくかんじです。