社会的養護は、親や保護者と暮らせない子どもたちを、施設や里親など公的な制度のもとで育てることです。児童養護施設、自立援助ホーム、児童心理治療施設、児童自立支援施設、里親さん、ファミリーホームなどがあります。
社会的養護から巣立った子ども・若者たちの支援を「アフターケア」と言い、「アフターケア事業所」はトータルな支援を行っているところです。
それぞれの事業所によって行っていることがちがいます。(なかには、社会的養護の経験はないけれど子ども時代に虐待や貧困などの苦しい経験をして家族から離れたい方も対象としているところもあります)
このページでは、アフターケアやアフターケア事業所についての情報を得られるサイトをのせます。
》なびんち
社会的養護のもとを巣立ったみなさんの、その後の生活でのお困りごとの相談窓口や支援機関を案内するプラットフォームです。
一般社団法人コンパスナビが運営。
*
》アフターケア事業の全国ネットワーク「えんじゅ」
社会的養護のアフターケアに取り組む団体で構成する全国ネットワークです。アフターケア事業の充実と発展、事業実施団体のスキル向上、そして、事業から広がるつながりの構築を目指し、調査研究、研修、制作提言、広報事業を行っています。
加盟している33箇所(2022年9月現在)の事業所が紹介されています。
(このページの「本」のところでハンドブックも紹介しています)
*
》Iris(アイリス)
「社会的養護を経験した人々やかかわる人々の知りたいを集めて届けます。」
「社会的養護経験者全国交流会」という、社会的養護を経験した人々が、自分の経験や、社会や制度のことなど、互いの思いを伝えあい、発信する会からうまれたウェブサイトです。
本
》えんじゅのサイトへ
*
『社会的養護の当事者支援ガイドブック-CVVの相談支援』
Children’s Views & Voice+長瀬正子
社会的養護の当事者団体であるCVVのスタッフの声をもとに、当事者活動における支援の全体像を描いている本です。
》CVVのサイトへ