2018/11/3「養育者支援によって子どもの虐待を低減するシステムの構築」研究成果シンポジウム@東京、参加しました。
「養育者支援」に特化した研究です
(代表:黒田公美氏・RISTEX)
生物学から社会学までを連続的に考察
→遺伝子から法制度までを連続的に考察し
文理融合で予防からいろんな重症度の虐待へ対応
また、日本の現状から海外での取り組みまで…幅広い!
今日は、各グループの報告→この先の展開説明(政策提言と社会実装)→質疑。幅広いテーマで…刺激と学びのある研究成果報告シンポジウムでした。
いろいろ印象に残りましたが…ひとまずいくつかのキーワードを紹介。
「世帯まるごと支援」
「アロペアレンティング(きょうどう子育て)」
「共通言語」
社会学的要因の話、歴史的な背景や法制度の話でも、政策予算の面でも、養育者支援について、あらゆることが足りないということを感じました。
子どもは社会で育てる。まず支援者の意識を変える。
今後の展開として、成果・マルトリートメント予防モデルを大阪府で定着させる社会実装を継続。(さらに全国・一般市民全体へ広げる)決意を友田明美先生が最後にされていて、そこで紹介していたスライドをあげます。太陽のような養育者支援。
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研究プロジェクトのサイトでは、さまざまな養育者支援の情報が発信されています。
http://parent-supporters.brain.riken.jp/index.html
親プログラム紹介
http://parent-supporters.brain.riken.jp/supporters.html
・PCIT
・AF-CBT
・Triple P
・MY TREE
・CARE ほか
関東エリア在住の方は、モニターパパ・ママの募集もされています。
http://parent-supporters.brain.riken.jp/プログラムモニター事業.html
まだまだ、やるべきことがたくさん。宿題をもらって帰りました。
世帯まるごと支援 精神科での子育て支援子ども支援 共通言語(精神保健—児童福祉—母子保健)このあたり重点的に発信していきたいです。