感覚過敏はカビンの仕業?
ぷるすの制作担当は感覚過敏持ちということで、感覚過敏シリーズは続いています。見えない感覚過敏をイラストにして発信。
妖怪カビン*はこんなに悪いことをしてきます!
私は視覚過敏がいちばん強いようです。
私の感覚過敏は体調や疲れなどのコンディションでかなり左右され、耐えられる幅が随分変わります。コンディションが悪いと特に視覚過敏が酷くなり、世界全てが眩し過ぎて辛くなってしまいます。太陽の光、道路に反射する光、照明などの光がガマンできない程に目が痛くなります。
気がつけば眉間にシワが寄って、目を細めています。
*妖怪カビン チアキ作、感覚過敏ってこんなかんじをカビンという妖怪に悪さされているイメージで描きました
角度が苦手な液晶画面は、光が反射して使えません。画面の向こうからピカーッと照明で照らされているような感じになります。眩しい光にさらされると、目が痛い。スプーンで目玉をえぐられように思えるくらいに痛いことがあります。眼球に異常はありません。
ぷるすの仕事を始めてから、極端に苦手なテキストがあることに気が付きました。
カラフルだったり色々なフォントが混じる。苦手な色の組み合わせがある。文字の背景に色がある。ツルツルした紙やインク…このようなもの苦手過ぎて文字が読めなくなることがあります。
なんとか読もうとすると目が痛い→目が回る→頭痛→吐き気 こんな感じで具合いが悪くなります。もちろん全く集中出来ません。苦手なテキストが視界に入るだけで目が痛くなることも…文字を読んだり集中するときには、カラーのテキストは駄目らしい。最近も白黒コピーを活用しました。白黒にすると刺激が減って読めるようになるようです。
今まで、苦手なテキストは、全部なかったことにしていたんだなぁ…と改めて思います。教科書とか勉強はどうしてたのか?教科書は見てなかったんだろうなと思われます。カラフルな教科書はない時代だから大丈夫だったかも…
振り返れば小学生の頃から、好きな図鑑は大人用のシックなものでした。子ども向けのフルカラーは苦手。蛍光マーカーを使うと目が、チカチカして読めないので、赤と青のボールペンで下線を引いていました。ノートにもすごくこだわっていて、青白い紙じゃないクリーム色に近い色のノートで、線の色が薄いやつを選んでいました。線が苦手で全教科を自由帳にしていた事もありました。色々工夫しながら学生時代をなんとか切り抜けたようです。
テキストとの相性が悪くて、勉強に集中出来ないのは、もったいない!
勉強に集中出来ない。教科によって集中力が全然違う。もしかすると、テキストがカラフル過ぎて読みにくいのかも?そんなときには白黒コピーを試してみてくださいね。ペンやノートはその子に合ってる?文房具選びも一緒に出来るといいですね(^^)
今は視覚過敏を最大限に生かして、絵やイラスト作っています(^^)