親が病気をかかえている中高生のみなさんへ

このページにきてくれてありがとうございます。
親や家族がこころの病気のとき、病気かわからないけれど具合がわるい・・・そんな中高生のあなたへ情報をとどけているページです。

担当:そると、チアキ

1 あなたへ

日本では、2023年にこども基本法ができました。
こどもを支える国の仕組みが整えられてきています。こどもを支える国の仕組みでは、6つの大切な考え方があります。あなたが大事に育てられ、生活が守られ、愛されていると感じられるように、また自分に直接関係することに意見を言えたり、さまざまな活動に参加できるように、ご家庭のサポートを提供しています。(「権利から始まるリソースマップ」のページより)

2 知りたいこと?(テーマ別)

親や家族のこと

こころの不調?
精神疾患について知る
かかわり方
家族の世話 etc

毎日の生活のこと

ごはんのこと
持ち物、お金のこと
大人の力を使う
生活の相談屋 etc

自分のこと

こころとからだ
自分の時間、自分を守る
不調のとき…
自分の道 etc

3 動画「親が精神障害 子どもはどうしてんの?」

親が精神障害やこころの不調のとき、子どもたちの生活の様子は? どんなサポートができる?
ナビゲーターの「アルハ」、このテーマで研究されている「たのなか先生」といっしょに考える動画です。

♪ 音に注意。約7分。

》動画の解説[かいせつ]のページ
子どもの経験とサポートについて、海外や日本の調査からくわしく書いています(byたのなか先生)

サイト案内

It’s your time あなたの大切な時間
精神疾患の親をもつ子どもたちへ

|CAMPs(キャンプス)

親が病気をかかえている子どもの立場の人のメッセージが読めます。子どもたちへのインタビューから明らかになった、子どもたちにとって支えになったことをベースに作られているサイトです。
》ページへ

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4 アプリ・イラストブックでみる

無料アプリ『おたすけことてん』
99個の知恵を搭載[とうさい]

今、ちょっとしんどいという人へ。家が落ちつかない、大人に相談したくないなど。そんなときに、今をのりきる知恵と工夫をつめこんだアプリです。ひとりでできることをいろいろ書いています。
ハッピーリスト、SOSリストなど、自分用にカスタムできるところがあります。
スマホのなかに情報が入って、いつでも見ることができ、相談先などそのままダイヤルもできます。

Web版はアプリを経由せずに読めます

》アプリ紹介ページをみる

イラストブック『生きる冒険地図』

(p30-31 広い世界がまってるし)

手描きイラストのサバイバルブックです。自分を守るアイテム、ごはん、学校生活、家族へのキモチ、信頼できる大人をみつける、危険な大人をみわける、自分のココロや体調のこと、きょうだい、SOSを出すetc
作者は、自身も落ち着かない家庭で育ったチアキ(このページの作者でもあります)。子どものころに試行錯誤[さくご]した生活の知恵や工夫と、精神科の看護師として出会った子どもたちといっしょに考えた知恵や工夫をもりこんでいます。
このWebサイトで中身を公開しています。

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5 相談のヒントとリンク・集いの情報

相談するときはこんなかんじでokというヒント集です。
主に電話相談のときのことを書きますが、電話相談じゃなくても、こんな心づもりで相談してだいじょうぶです。

  • うまくいかなかったら電話を切ったらいいや、くらいの心づもりでかける
  • 名前をいわなくてもいい
  • 名前をきかれても答えなくてもいい(念のため、ニックネームを考えておいてもよいかも)
  • 電話やメールでも相性がある
  • 事前に、話すことをメモしておいて、見ながら話す
  • 「相談」というと大ごとな気がしたら「グチをはく」くらいに考える
  • 練習のつもりでかける(相談上手、しゃべり上手に)
  • 全部はなさなくていい、話したくないことはきかれても言わなくていい
  • もしもなにか提案されても、全部きかなくていいし、全然きかなくてもいい
  • もし、なにかの支援[しえん]を受けても、それを受け取らなかったり、使わなかったりしてもいい(そのことに罪悪感はもたなくでだいじょうぶ)

相談リスト

》子どもがそうだんできるところ

》相談|おたすけことてんWeb版
いろいろななやみごと別に、相談先をかいています。
学校生活、衣食住、お金、家族のケアや介護、家族のこころの不調、からだとこころの不調、ドラッグ、HIV、性のなやみ、デートDV、性暴力被害、虐待[ぎゃくたい]、犯罪被害、大切なひとを亡[な]くしたとき。

親が精神疾患をかかえている子どもの集い

親が精神疾患のときや、診断はなくても精神的に不安定なようすがあるとき、子どもの立場の方が集って話せる場があります。まだ数は多くありませんが、少しずつ増えてきています。
「自助会[じじょ かい]」「自助グループ」「ピアサポート」などの名前で呼ばれることもあります。

月に1回、2ヶ月に1回、季節に1回など、リアルやオンラインで集まって話をする場です。なかには勉強会やイベントを開いているところや、個別に話せる時間があるところもあります。

グループによって、どんな人が参加しているか、どんな雰囲気かはちがいます。参加している人の年れいは20代〜40代くらいが多いですが、高校生でも参加できるところがあり、年れいの決まりはないことが多いです。
小学生や中学生でも、気になったグループの責任者や連絡先に相談してみると、話をできたり、いっしょに考えてくれたりします。
また、「ヤングケアラーの集い」や、精神疾患のある人のきょうだいの集いもあります。

》子どもの立場のみなさんへ
集い(自助会)の情報、自助会に参加するときのヒント、体験談が読める本やサイト、音声配信などの情報をのせています。
》きょうだいのみなさんへ

テーマ別のページをみる

》親や家族のこと
》毎日の生活のこと
》自分のこと


このページの担当

そると(保健師)、ぷるすあるは

最後まで読んでくれてありがとうございます。あなたは、価値のある大切な人です。今は気づいてないかも知れないけど、あなたにはたくさんの力があります。自分の中のいろいろな力を信じてね!

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