サウザンブックス社からの新刊です!
『ターラの夢見た家族生活 親子をまるごと支えるフランスの在宅教育支援』
著:パボ
訳:安發明子
発行年:2022年2月
176ページ
ISBN:978-4-909125-47-7
『かぞくがのみすぎたら』『悲しいけど、青空の日』と、これまでもぷるすあるはでは応援してきた、サウザンブックス社の翻訳出版プロジェクト。3冊目のこちらは、フランス発の子育て支援漫画です。
精神疾患のある母と暮らす小学生のターラと、親子をささえる在宅教育支援エディケーター、パボの日常が描かれます。
フランスのソーシャルワーカー専門誌ASHに毎週連載されている漫画が単行本になったもので、この翻訳版では、3巻分が1冊になっています。
クラウドファンディングに参加していたので、一般発売よりも一足先に手元に届きました。
「意外と大きい(サイズ)」が第一印象。
厚みもあって、しっかりしています。それだけ、中身がしっかり詰まっていますし、パボさんのイラストの魅力を満喫できます。
帯の言葉もいいですね。
思わずニヤっとしてしまうようなユーモアあふれる一冊ですが、子どもたちの力を感じ、そして在宅での支援、子どもと親御さんに伴走する大人の存在とかかわりの大切さを感じます。
フランスの仕組みからの学びもあります。
この本が、日本で、たくさんの方へと届きますように。
※現在予約受付中(1月下旬発送予定)
ぷるすあるはのオンラインストアでは、書店発売にあわせて、2月下旬に発売予定です。
エディケーターとは?在宅教育支援とは?…
巻末には、原作者からのメッセージ、翻訳・プロジェクト発起人の安發さん(フランス子ども家庭福祉研究者)の解説がついています。
サウザンブックス社さんの書籍のページでも概要をつかむことができます。