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[現地レポート] 物語ることも、物語らないことも、物語れないことも@はじまりの美術館

[現地レポート] 物語ることも、物語らないことも、物語れないことも@はじまりの美術館
2023年8月5日 pulusu

福島県耶麻郡猪苗代町にある、社会福祉法人安積愛育園「はじまりの美術館」で開催中の展覧館に行ってきました。

 

『物語ることも、物語らないことも、物語れないことも』

 

6人の作家さんが出展していて、ぷるすあるはもそのひとりです。
昨年8月に刊行した『こころとからだ コンディションカード』(合同出版)の展示という、私たちも初めて体験する内容でした。

 

展示風景です。
壁にカードを拡大したものが貼ってあります。
テーブルのカードを自由に手に取って遊ぶことができます。
絵本を読んだり、サイコロを転がしたりもできます。

 

そして、美術館入り口の常設ワークショップで、自分のカードを描くことができます(無料、貼っても持ち帰ってもokです)。私も描いてきました。

シンプルな展示ですが、なんといっても、この建物と空間のもつふしぎな力にひきこまれます。
築140年の酒蔵を改修し、2014年に誕生した美術館です。
そして、ご一緒している作家さんたちの作品と展示がまた素晴らしく、全体をゆっくりじっくり満喫しました。

展示風景を少しアップします。

#鴻池朋子 さん
《物語るテーブルランナー》

#渡邊のり子 さん
《話の生まれるところ》

#井上優 さん(写真左手)
#本田正 さん(写真中央から右)

(床の木が気持ちよいです。素足になって、寝転がって、作品を眺めてきました。)

#岡部亮佑 さん

いろんな情報もあり、ショップもあり、ぷるすあるはの物販もあります。
常設ワークショップでは、カードづくりの他に、「自分だけの物語の箱」を作ることができます(参加費あり)。
作ってきました…楽しかった…夢中になりました。会期中は美術館中に展示、終了後手元に送られてきます。

企画展、美術館まるごと、ぜひ、楽しんでいただけたらと思います。

熱い暑い日でした。
ご対応くださったスタッフのみなさまありがとうございました。


展覧会情報

会期

2023年7月29日 – 2023年10月9日
開館時間 10:00~18:00
※火曜休館、8月19日は16時閉館

会場

はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)

料金

一般500円、65歳以上250円、高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方(1名まで)無料

出展作家

井上優、岡部亮佑、鴻池朋子、ぷるすあるは、本田正、渡邊のり子

主催

社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館

協力:株式会社ゆまに書房、合同出版株式会社、社会福祉法人にじの会、社会福祉法人やまなみ会やまなみ工房、NPO法人ぷるすあるは、物語るテーブルランナー制作者のみなさん
後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ

》公式ページへ


『こころとからだ コンディションカード』情報

》商品案内ページへ


 

アクセス

大宮→(東北新幹線 約1時間)→郡山→(磐越西線42分)→猪苗代→(美術館までは徒歩25分)

高速道路だと…

浦和IC(東北自動車道150分)→郡山JCT(磐越自動車道26分)→猪苗代磐梯高原IC(一般道12分)

#物語ること展
#はじまりの美術館

追記:9月、ぷるす展示チームでの再訪時に…

カードを作るワークショップは、すごーく増えてました!見ているだけで楽しいです。
そして、企画を担当くださった学芸員の大政さんと。いろいろどうもありがとうございます。
この日、美術館お隣のお蕎麦屋さんの庭にコスモスを見つけました。小さな秋を感じて帰ってきました。