科研費事業・チームクリフによるワークショップのご案内です。
(精神障害のある親と暮らす子どもたちの「生きる」と「未来」を応援する研究者やNPO法人から成る団体)
年度末の推し迫った時期で大変恐縮ですが、ぜひご参加ください。
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「事例検討会のやり方を学ぼう―精神疾患のある親と暮らす子どもや家族の理解を深め、対応を考える」
日時
2023年3月23日(木) 13時-17時
場所
TKP赤坂二丁目カンファレンスセンター
港区赤坂2-5-8 ヒューリックJP赤坂ビル 7階・8階
東京メトロ南北線・ 銀座線 溜池山王駅 徒歩2分
千代田線 赤坂駅 徒歩5分
丸ノ内線 国会議事堂前駅 徒歩6分
参加方法・参加費
1.現地参加 1,500円
2.オンライン(zoom)参加 1,500円
《事例検討に参加できます・紙の資料と絵本『生きる冒険地図』がつきます》
3.アーカイブ 500円
《講義部分+資料をデータで共有します》
対象
対人援助職で守秘を誓約いただける方
(対面30名程度・先着)
内容
1.開会あいさつ
2.事例から学ぶことの意義(講義)
3.子どもや家族の理解を深める事例検討の実際
(休憩)
4.ワークシート記入式カンファレンスの体験
5.情報提供
6.まとめ
精神疾患のある親と暮らす子どもへの支援に悩んでいる支援者の方はたくさんいらっしゃいます。それぞれの個別の状況が異なるので、個別の事例状況に応じた対応の仕方を検討することは欠かせません。そのための方法となるのが、「事例検討」ないしは「ケースカンファレンス」と呼ばれる方法です。とはいえ、ただカンファレンスをやれば理解が深まるわけではありません。それにはいろいろなやり方があります。
前半(3)では、立場の違う人々が集まって皆で検討していくことで、自分一人では見えていなかった点に気づけたり、理解を深めたりする手法を学びます。視野が広がり、様々な可能性や選択肢が広がっていることに気づけるでしょう。
後半(4)では、限られた関係者のわずかな情報からでも、子どもや家族の強みを探したり、自分たちの関わりを振り返ったり、目標を小さく分けて行くことで、何もできないわけではない、何か明日できることを見つけることができる、という方法をご紹介します。
支援者は孤立して一人で悩みがちです。一人では視野も狭くなり、失敗を恐れて動けなくなってしまうかもしれません。しかし集まって話し合い、色々な人の視点や対応の仕方を知ることで、対応策を模索して「何もできないわけではない」という見通しを持つことができます。孤立しないで、チームを組んで家族と関わりあっていくための場となる事例検討の方法を、学びましょう。
※オンライン参加の方は、ブレイクアウトルームを使った相互演習の時間があります。どうしてもブレイクアウトルームに参加できない方はご登録時にお知らせください。
参加申込
申込受付は3/21(火) 12時まで
※Zoom参加の方
3/14(火)までにお申し込みくださった方には事前に手元に届くように印刷資料+絵本を郵送します。それ以降の申し込みの方には、当日はデータでお送りし、後日郵送します。
※科学研究費補助金による事業です(基盤研究(C)研究課題番号16K04149 研究代表者長沼葉月(東京都立大学))
TKLF:TEAM KIDs LIFE FUTURE(チームクリフ)
精神障害のある親と暮らす子どもたちの「生きる」と「未来」を応援する研究者やNPO法人から成る団体。科学研究費補助金をうけて、学齢期の子どもへの支援を考えるための、養護教諭や支援者を対象としたワークショップを開催、調査研究にもとづく情報発信などを行います。
メンバー
リーダー長沼葉月(東京都立大学)←後半(4)を担当します
牛塲裕治(福井県立大学・親&子どものサポートを考える会)←前半(2,3)を担当します
吉岡幸子(帝京科学大学)
土田幸子(鈴鹿医療科学大学・親&子どものサポートを考える会)
上原美子(埼玉県立大学)
田野中恭子(佛教大学)
細尾ちあき、北野陽子(ぷるすあるは)
(森田展彰(筑波大学) 今回は不参加です)
【ぷるすあるはは、事務局業務を行っています】