2022年12月10-11日、福岡国際会議場で行われた「日本子ども虐待防止学会ふくおか大会」に参加しました。
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公募シンポジウムに登壇しました
「子どもと精神障がいを抱えた親の支援」
中村 知英さん(北九州市子ども総合センター)の企画です。
ご一緒したのは…
松宮 透高さん(県立広島大学)
親のメンタルヘルス上の課題について、要保護児童対策地域協議会(要対協)の調査や、親子支援の先駆的な取り組みを交えながらの報告。
斉藤 直子さん(NPO法人抱樸)
精神障がいなど課題を抱える家庭への、学習支援を切り口とした訪問、生活支援などの多彩な実践について。
ぷるすあるはは、絵本やアイテム紹介を中心に、情報発信、子どもと話すことといったについてお話しました。
会場は、想定外の立ち見であふれる状況で、関心の高さに驚きました。
グループや支援ツールなどは少しずつふえ、ヤングケアラー問題への注目と施作への反映と、変わってきていることもありますが、ぷるすあるはを始めた10年前と、課題としてあげられていることはあまり変わらないようにも感じます。
3者3様の重なるような重ならないような話でしたが、なにかのヒントがあれば幸いです。
フロアからいただいた子どもの立場であり子ども支援をされている方からのコメント、「家族まるごと」といったとき、子ども、子どもの声がかき消されてしまうことへの懸念、もやもや、(ニュアンスが異なっていたらすいません)。はっとします。
「いろんな受けとめ方がある」でまとめてしまうのではなくて、これはだれを向いて作っているのか、ぷるすあるはの制作発信のなかで振り返り問い続けていきたいと思います。
ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
資料が全く足りずに申し訳ありませんでした。
》親が精神疾患をかかえている子どものための絵本(リスト)
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》親が精神疾患の子どもの立場の方の集い
》精神疾患やこころの不調をかかえながら子育てしている親の集い
書籍ブースを出展しました
こちらも、たくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。
コンテンツ制作やイベントなどをご一緒してきた方も、何名も顔をだしてくださって嬉しかったです。
『こころとからだ コンディションカード』(合同出版)が大人気でした。すでに使っていて、とてもいいです、特にきぼうカードがいい、という声も複数いただきました。
『ハルのきもちいろいろカード』『サイコロ』ほか、完売の商品が続出したことと、ひとりでの切り盛りに無理がありいろいろ不備やご迷惑をおかけしたこと、申し訳ありませんでした。
お隣の北大路書房さんと岩崎学術出版社さんには特にお世話になりました。助っ人Oさんもありがとうございました。
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リンクいろいろ
》境界線ってなに?…自分も相手も守る透明バリア
動画とウェブコンテンツ
性暴力被害者支援センター・ふくおかと共同で制作しました
》福岡県・性暴力対策啓発冊子について
児童・生徒・学生の発達段階に応じた啓発冊子・パンフレットが充実しています!