子どもの虹情報研修センター2020年度研究
「子ども虐待に関する文献研究 親の精神疾患と子どもの育ち」
研究代表者名 長沼 葉月(東京都立大学)
チームクリフ(精神障がいのある親と暮らす子どもへのチーム学校を基盤とした支援モデルの開発研究会)のメンバーが協力しました。
研究の内容(報告書より)
・海外の文献より、精神疾患のある親と暮らす子どもの体験に関する研究や支援の取り組みの在り方について重要な要素のまとめ
・和文文献より、精神疾患のある親と暮らす子どもの困難と必要とされる支援について、子どもの目線からの文献を取りまとめ、先駆的な支援実践例についてのまとめ
・子どもの困難が顕在化してくる学齢期に関しては、学校が重要な役割を担うこととなるため、既存の調査報告書やスクールソーシャルワーカーの実践活動事例集を素材としての分析
・支援に有用な絵本についての検討
精神疾患のある親と暮らす子どもは、その年齢に応じて様々な困難に直面すること、親の精神疾患について子どもの状況に応じて対話を重ねることの重要性が示されました。また。親と子の生活を支えるサービスと、子どもが自分のための時間を過ごせる居場所の必要性が示唆されました。
報告書全文を読むことができます。
ぷるすあるはは、『親が精神疾患をかかえている子どもの体験にふれられている絵本』を担当しました。