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心の準備

心の準備
2016年4月24日 chiaki

こんにちは、小学校教諭のもっちです。

平成28年熊本地震。4月14日から熊本県、大分県で地震が続いています。続いて起こる余震の中で、みなさんは、心の休む暇さえない時間を過ごしていられることだろうと思います。心からお見舞い申し上げます。私にできることは何か考え、活動したいと思っています。

 

さて、新年度を迎え、新たな気持ちでスタートを切ったことと思います。新任の先生や異動されて先生は、職場になれることで大変な毎日でしょう。このような災害が、起こったら、子どもの命を守らなくてはなりません。校務分掌が変わり、どのように対応したらよいか戸惑うこともあるでしょう。非常時の対応マニュアルは、都道府県単位の教育委員会若しくは、区市町村の教育委員会から出されています。または、学校独自で作られているものもあるかもしれません。マニュアル通りに人を配して、役割が明確になりますが、機能させることが果たしてできるでしょうか。実際に被災するとその命令系統がはっきりせずに、混乱することがあります。今こそ、もう一度マニュアルを見直して、どう動くかのシミュレーションをしておくことが大事になると思います。

まずは、マニュアルをよく読む。

次に、シミュレーションしてみる。

分からないところ、納得のいかないところは、学年の先生や聞きやすい先輩に聞いてみる。(避難訓練の担当の先生や生活指導主任、副校長(教頭)先生に聞くのもいいです。)

 

また、子どもの中には、予期しない災害にパニックを起こす子もいるでしょう。どのように対応したらよいでしょうか。このような災害の時こそ、落ち着いて、その子のわかる言葉で、分かるように話していくことが必要になります。児童、生徒の特性を知ることも大切になってきます。こんな時のために絵カードを用意しておくこともよいでしょう。事前に保護者と協力して、対応方法を共有しておくこともよいでしょう。

 

心の準備

 

年度当初で、しなければいけないことが多い毎日ですが、自分の目でよく見て、対応をし、反応を見極めて、自分なりの判断をしてみることが大切です。そして、引き継いだ資料と比べてみてください。双方をよく検討し、判断のつかないことは、次の課題として、よく観察します。
忙しい中です。優先順位の高いことから処理していきますが、子ども理解は、1年を通して続けていってほしいことです。分かったつもりになっていると、子どもは日々変化、成長していきます。

よい関係を作って、安全な生活を保障し、楽しい学級経営をしていってください。

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