「ストレスコップ」でこころの状態を客観的に見てみよう

あなたは今[  ]%くらいですか?

こころの状態[じょうたい]を、ときどき客観的[きゃっかん]にみてみよう。
だれでも手軽にできる「ストレスコップ」、役立ちツールからダウンロードして使えます。

 

 

 

こんな場面で使えます

  1. 自分でこそっとやってみる
  2. 個別の相談などの場面
  3. グループワークのウォーミングアップやクールダウンに

 

 

使い方のヒント

  • 「こまってることは?」の質問に会話がはずまないような場面でも、シートをいっしょに見ながら、「ストレス何%くらい?」「どんなことがストレスになってる?」とたずねながら記入していくと、答えやすいことがあります。
  • まわりから見ると、すごくストレスが高そうな状況でも、意外と本人は小さい%のときもあります。逆のときもあります。200%です、と紙全体を斜線でぬった方もいました。ストレスの感じ方は人それぞれ、その人の感覚を大切にします。
  • 《何%くらいならやれそう?》に加えて《何%までいったら限界[げんかい]?》を聞いておくのもよいです→そのときはどう対処[たいしょ]しよう?など。
  • じっさいに手を動かして書き出してみることが大事です。気づきがあります。
  • 相談者やワークの参加者といっしょに、支援者も自分のストレスコップを記入してみんなで取り組めます。ウォーミングアップなどは、テンポよく、あっさりやるなら10分あればできます。ストレス、ほっとする時間は、それぞれ3つ記入します、など数を決めてもよいですね。そこから、発表し合ったり、内容を深めたりといった使い方もできます。

 

 

『ホッとすること・好きなこと』について

どの方法がよい、悪いということはありません。大切なことはバリエーテョンがあることです。人とやることを書いている人は、1人でできることも。お金のかかることもあれば、お金をかけずにできることも。発散系とリラックス系、どこにいてもできること、想像[そうぞう]のなかでできること、など。
ストレス解消のパターンが1つだけの方はちょっと注意です(はまりこんでしまう危険….)。意識[いしき]して、いくつかもてるとよいと思います。
「ハッピーリスト」を参考にして見つけてみるのもいいです。

ぜひ活用してみてください。

 》「ストレスコップ」
PDFをダウンロードできるページです。

》「ハッピーリスト」「ハッピーカード」