『ゆるっとこそだて応援ブック』

精神疾患などのさまざまな事情の中の子育てを応援しています
どんな親ごさんにも使えるヒント集

基本情報

『ゆるっとこそだて応援ブック』

文と絵:細尾ちあき(チアキ)

定価:1,000円+税
全52ページ、A5サイズ、無線綴じ
装丁:木村百合子
発行:NPO法人ぷるすあるは(自主制作本)

10冊セット割あります

1 どんな本ですか?

全編手描きのイラストブック、ひとりでがんばりすぎずにだれかにSOSをだすための本です。

例えばこんなページがあります。

目次

  • ゆるっとこそだてメッセージ
    困ったときカード/おまじない/きもち/いろんな家族のカタチ/応援団をもつ
  • 子どもがまきこまれていませんか?
    動けない…/こうあるべき/イライラ、ケンカ/愛情がもてない/落ちつかない
  • だれかとつながる
    脱・孤立/相談のコツ/気になってることリスト
  • 伝え上手・つきあい上手に
    人づきあい/伝え上手になる/子どもに伝える/境界線
  • こころとからだをメンテ
    ストレスとサインを知る/体調とつきあう/ポジティブワード集/イイトコ探し/ハッピーリスト
  • 情報コーナー
    病気・事故・災害にそなえる/制度やサービス、経済的な支援/相談先情報

トップにもどる

2 ダウンロードできるアイテム

》「気になってることリスト」「相談メモ」「ゆるっとこそだて応援情報」

「ゆるっとこそだて応援情報」は、全ルビ、A4サイズです(本よりも少し大きめ)。
病気・事故・災害にそなえる/制度やサービス、経済的な支援/相談先情報 があります。

》まるっと応援ワークブック

『ゆるっとこそだて応援ブック』をベースにしたワークブックです。
江戸川区児童相談所とコラボで作成しました。

3 チアキの想い・みなさまの声

チアキの想い

ページ描くなかでの作者チアキの想いを書きます。
病気の親御さん向けでスタートでしたが、病気とか障がいとか関係なく、子育てを応援してくれる本があったらいいなあ、という想いでつくっています。
本のナビゲーターのマメは、もしかしたら、私の分身かもしれません。
私は落ち着かない家庭で育ちました。
いつもどたばたしていて…もう小学生の頃には家事は子どもが担うような家。そんな私ですが、だいぶユニークな大人になったけど… 育ちました。

子どもの頃、わが家にこんなサポートがあったらよかったと思うことのひとつは「親へのサポート」です。
いろんな事情で難しかったけれど、もし、親が頼れるところがあったなら、気にかけてサポートしてくれる大人とつながれていたなら…と思います。
そして、「もう少しゆるゆるしていても子は育つし、そんなに神経質にならんでいいよ」「いろんな大人に抱っこしてほしい、ほかの大人に預けて預けて」…マメやったらこう思ってるやろな、マメだったら親御さんにこういうこと伝えたいな、ということを描いています。
正解や解決策を示す本ではないので、このページは取り入れられるかも、このメッセージはちょっと気が楽になるかも…といった、今の自分に合うページを選んで、ゆるく使ってください。

企画を後押ししてくださった加藤雅江さん(精神保健福祉士)からのメッセージ

「子どもの虐待の事件報道に触れるたびに思うこと。
子育てをしている中で小さなつまずきを支えることの大切さ。
「困ったな」と助けを求めることは生きていくうえで大切なことだとみんなが思えること。
コロナが今、人との距離を作ってしまいました。距離があると、すぐそばにいても何に困って何に苦しんでいるのかが見えてこないから距離を縮めて手を差し出すことが難しくなってしまいました。そんな今だからこそ、子育てはゆるっと、困ったらSOSを出してね、という社会を作っていかなくちゃいけない。ぜひ、この本が多くの人の手に渡り、みんなが笑顔になりますように。」

読者のみなさまの声

自分が子育て中にあったらよかったと思います。母親はもちろん、父親にも必要です。母子手帳と一緒にいただけたらよいと思います。

「生きる冒険地図」も「ゆるっとこそだて応援ブック」も同じように使える、読む本以上に「使える」本だと感じてます。さっそく、ポジティブワード集やいいとこさがしリスト・ハッピーリストのページはしっかりと開いてしまいました!ありがとうございます。

表紙(うらも)の質感はやっぱり実物のほうが伝わる~。それをめくったら登場人物紹介、かわいいね~。AA(アルコホーリクス・アノニマス)には、LivingSober(邦題 どうやって飲まないでいるか)という、こんなときにはどうするか?!を教えてくれる本があるんんだけど、「生きる冒険地図」も「ゆるっとこそだて応援ブック」も同じように使える、読む本以上に「使える」本だと感じてます。さっそく、ポジティブワード集やいいとこさがしリスト・ハッピーリストのページはしっかりと開いてしまいました!ありがとうございます。
ハニ さん

目次を眺めるだけで、頭の中が整理されていきますね!ページには、子どもだった私に言ってあげたいこと、教えてあげたいこと、子育て中の今の私にさっそく取り入れたいこと、子どもと接するときに気をつけていきたいことがわかりやすく満載です。本のサイズ、厚さも使いやすく手になじみ、ちあきさんに応援されながら、子育て、ゆるっと楽しみながらやっていけそうな気持ちです。ありがとうございました。
めぐ さん

私はそれほど壮絶な人生を歩んできたわけではありません。が、親の離婚や家族やまわりの大人から感じる理不尽に、1人で考えることや淋しい気持ちになること…また今からおもうとあの時危なかったぁと思うこと、たくさんありました。今、この応援ブックや冒険地図があの時、あったなら…と強く思う日々です。自分のようにさみしい気持ちだったり、知らなくて危ない目にあってしまう子が昔よりたくさんいるのではないかと心配しています。そういう仕事に就けたらいいなとも思います。(ボランティアも考えますが、まずは自分の生活が安定しないと何もできないと思ってしまいます)おかあさんと子どもたちのために何かしたいです!
ももんが さん

本当に素敵です!私が今1番大切にしたいところ、どんな気持ちも宝物、そこを伝えていくのに、また大人も子どもも本当に感じたことを大切にしてほしい、、かわいい絵も私の中でとっても気に入りました♪こういうあたたかさ、広げていきたいですね♪小学生と一緒に使いました。今どんな気持ちー?と、朝の食卓で!学校に行きたいみたいで、まさかのワクワク!子どもの気持ちを大切にするのに、とてもよかったです!

自身もうつ病になっており絵本を読むことで安心したり、支えてくれる人がいるということに気づきました。4月から教師になります。こどもと接するときに何度も振り返ってみたいです。

子育て中のお母さんへの応援メッセージが詰まっていて、イラストも優しく温かい色づかいで、大変気に入りました

ゆるっとこそだて応援ブックは、絵柄や「気持ち伝えるカード」が好評でした。
愛媛 児童福祉機関

本を持ち歩いて時々見ているとのこと。安心したり自信になったり、今度こうしてみようという事が見つかった
埼玉 子育て中のお母さん

トップにもどる

464名のご支援ありがとうございました

2020年秋、本の発売に先行して行ったクラウドファンディングで、464名のご支援、メッセージをいただきました。ありがとうございました。

》プロジェクトページをみる(Goodmorning)

4 関連本・関連ページ

アイテム案内

『生きる冒険地図』(学苑社)
2019年に出版した子どものためのサバイバルブック、姉妹編とも言える本です
子どもの応援と子育ての応援をセットで!
》絵本紹介ページへ

ページ案内

ゆるゆる子育て
こころの病や発達凸凹を抱えて子育てしている方への応援ページ
》ページへ

》子ども子育て応援3部作
真ん中の本は、公益社団法人日本精神保健福祉士協会発行『子ども虐待に気づくためのソーシャルワークハンドブック~精神保健福祉士の強みを活かす~』です。この装丁の制作がきっかけとなり、ゆるっとこそだて応援ブックの制作につながりました。

》ゆるゆるこそだて応援ブック・制作日記

絵本とアイテムリスト

検索