3月30日は、世界双極性障害デー(World Bipolar Day)です。
ヴァン・ゴッホの誕生日にちなんで!
双極性障害(そううつ病)は、そう状態とうつ状態があらわれる病気です。
病気の症状とわかりにくく、誤解されやすいところがあります。
とくに躁状態は、本人も自覚しづらいことも多く、家族がまきこまれて大変な思いをしたり、社会的な問題につながってしまうこともあります。
この機会に、みなで、双極性障害について知り、病気をかかえたご本人もご家族も応援されるあたたかい社会を目指していきたいです。
ぷるすあるはでは、イラストつきで、子どもから大人まで学べる双極性障害のページを公開しています。
ページの内容をA4×2にまとめたシートです。印刷してもお使いいただけます。ページでは以下の内容を掲載しています。
・どんなことが起きるの(症状)?
・回復のサポートになることは?(治療など)
・病気の人はどれくらいいるの?原因は?
・(親が双極性障害のとき)子どもの安心のためにできることは?
・関連コラム / 関連ページ
・もっとくわしい情報を知りたいときの参考サイト&図書
》イラストで学ぶ双極性障害
3月30日は世界双極性障害デーです。
こんな絵本があります!
『きょうのお母さんはマル お母さんはバツ』双極性障害の親をもつ子どもにおくる応援メッセージ
監修:肥田裕久 文:雨こんこん 絵:はにゅうだゆうこ
星和書店,2017年
お母さんは、こんな病気だけど、大丈夫。
それに、あなたはひとりじゃないよ。
たくさんの人が、あなたを見守って、応援しています。
(帯のことば、引用)
双極Ⅱ型障害*でお子さんをもつ母の立場の方が文を書かれています。
本の前半は、子どもの目線からみたお母さんの様子。中盤は、入院したお母さんのことを、お医者さんが教えてくれるシーンが、病気の解説とともにつづきます。後半は、応援団(相談先)について。
子どもたちへの応援のメッセージがつまった一冊です。
お父さんやお母さんが双極性障害をかかえている子どもたちも応援される。家族全体の応援の輪がひろがりますように。
*双極Ⅱ型障害:双極性障害(躁うつ病)のタイプのひとつで、うつ状態と軽そう状態(そう状態ほどはまわりが困らない程度のもの)とがあらわれるもの。