3月3日は「耳の日」です。
「耳の日」は、難聴と言語障害をもつ人びとの悩みを少しでも解決したいという、社会福祉への願いから始められたもので、日本耳鼻咽喉科学会の提案により、昭和31年に制定されました。(日本耳鼻咽喉科学会のホームページより)
ちなみに、3月3日は、電話の発明者であり、ろう教育者であったグラハム・ベルの誕生日でもあるそうです。
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聴覚障害とは…
音をきいたり感じたりする部分に、なにか問題があり、音が入らない、もしくは入りにくい状態です。
生まれつききこえない人や、途中できこえなくなる人もいます。人によってきこえかたはさまざまで、補聴器を活用したり手話コミュニケーションを図る人も多いです。
口話(こうわ:口の形を読み取る)や筆談などもふくめて、状況に応じてそれぞれの手段を組み合わせたコミュニケーションを図っています。
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ぷるすあるはでは、さいたま市障害者更生相談センターと共同で、「聴覚障害」について子どもから大人までイラストで学べるページを公開しています。
掲載内容
・どんなことが起きるの?(こんなことで苦労しがち)
・年代別、どんなことが起こりやすいの?
・どうしたら生活しやすくなるの?
・どれくらいの人がいるの?
・(親が聴覚障害のとき)子どもの安心のためにできることは?
・よくある質問 Q&A
・参考ページ・サイト&図書 / このページの担当
↑↑ 印刷用のまとめPDF(A4×2)も公開しています。
》イラストで学ぶ聴覚障害のページへ
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2020年、今年は新型コロナウイルスの影響で、多くの方がマスクをしています。この時期マスクをしていると、聴覚障害の方は音声が誰から出ているかわからなかったり、口の形での読み取りができずに困っています。
その視点を持てるとよいなと思います。