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身近なメンタルヘルス講座ーストレス・うつ・セルフケアのワーク ーホワイト&ケースさま

身近なメンタルヘルス講座ーストレス・うつ・セルフケアのワーク ーホワイト&ケースさま
2018年9月27日 pulusu

2018.9.13

国際的な法律事務所ホワイト&ケースさま※の、ダイバーシティ&インクルージョン週間のプログラムの一環として、メンタルヘルスをテーマにミニセミナーを行いました。

 

ホワイト&ケースさまには、シリアの国際NGOへツールを提供する件で、プロボノ支援をいただいた経緯があり(ありがとうございます!)、また、2017年にご支援いただいた「FIT チャリティ・ラン」に企業スポンサーとして参加されていらっしゃいます。

》ぷるすあるはのセルフケアツール、シリアの支援プロジェクトへ

今回の内容は

・ぷるすあるはの事業案内
・絵本の朗読
・ストレスとうつとセルフケア(知識+参加型のワーク)

トータルで1時間弱、同時通訳付の会に、弁護士、リーガルアシスタント、秘書の方ほか、30名ほどの方が参加くださいました。

 

取り組んでいる社会課題と、事業についての簡単な説明の後、絵本朗読。今回は「ボクのせいかも…ーお母さんがうつ病になったのー」を読みました。

<絵本、とてもよかったです、涙がでました>との感想も。

 

メインのワークは…
「ストレスコップ」を自分のことにあてはめて、実際に書き込んでみるところからスタート。

みなさんは、今、ストレスどれくらいたまっていますか?
シンプルなシートですが、普段忙しい生活の中で、立ち止まって考える機会はなかなかありません。

 

その後、スライドと絵本の動画を通して、うつ病についての基礎知識を確認。引き金、職場のストレス、症状、回復のためのサポートについてなど。

》I had a black dog, his name was depression

(Matthew Johnstoneの描いた絵本『I Had a Black Dog』を原案にWHOが作成したうつ病の啓発動画)

 

ストレスへの対処では、物事のとらえ方(認知)に注目してみました。
自分のとらえかたのパターン、極端なパータンを知り、「ほかのとらえ方も探ってみよう」という工夫を共有しました。

》自分をしんどくしやすい4つの思考パターン

ストレス解消のポイントは、バリエーションをたくさんもつこと。

そして基本になるのが…
「睡眠をとる・疲れたら休む」
「困ったらまわりに助けを求める」
…これが、さまざまな要因から本当に難しい現代社会ですが、改めて、取り組めそうなことを考えるきっかけになればと思います。
調子が悪くなってからだとできなくなるので、余力のあるうちに、そなえておくことが肝です。

アンケートの声を紹介します

・日頃から気になっていたことがクリアになりました 私自身だけでなく、家族や友人にも関わってくることなので、とても勉強になりました
・ストレス要因、軽減策を書き出してみること、抽象的には考えていたと思いますが、書くことで整理される
・とらえ方をほぐす方法が参考になりました
・ストレスを風船に入れて飛ばそうと思いました
・この種のテーマのセミナーに参加したのは初めてです、とても楽な気持ちで拝聴することができました
・ストレスマネイジメントに関しては、全員出席で今回のようなお話を聞いて共有できればよかったと思いました
・このイベントがなければぷるすあるはの事は知りえなかったのでとてもよかったです。子供側の事は今まで考えたことがありませんでした

(全部は紹介できませんでしたが…たくさんの声をありがとうございました!)

 

ご参加いただいたみなさま、企画準備くださった土田さま、ありがとうございました!

※ホワイト&ケースは米国ニューヨークに主要拠点を持つ国際的な法律事務所です。東京オフィスの正式名称は ホワイト&ケース法律事務所 ホワイト&ケース外国法事務弁護士事務所(外国法共同事業)

》ホワイト&ケース

》FITチャリティ・ラン