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[お礼とご報告]産後ブルー・トーク!経験者が語る自助のチカラーあんしん子育てサポートプロジェクト2018

[お礼とご報告]産後ブルー・トーク!経験者が語る自助のチカラーあんしん子育てサポートプロジェクト2018
2018年2月3日 pulusu

2013年より毎年開催している一般社団法人プティパ主催の学習会。心身の不調やこころの病を抱えながらの子育て、家族全体を支える支援のあり方を、それぞれの立場の人で考えていく場です。ぷるすあるはも協力団体として毎年参加しています。


「産後ブルー・トーク!経験者が語る自助のチカラ~産後こころがはれない、元気が出ない…ママたちの声を聴いて考える」

日時 2018/1/28(日) 13:30~15:30(受付13:00)
参加費 1,200円/定員 20名/保育サポート有
会場 埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま)


今年は…
自助グループ「はぐはぐ」さんのお話をお聞きしました。
はぐはぐさんは、産後こころがはれない、元気が出ない…などの産後ブルーに悩むママ達の自助グループで、2009年1月から、さいたま市で毎月開催。

第1部 代表で臨床心理士でもある藤枝さんからご自身の体験と産後ブルー、自助グループについての導入
第2部 はぐはぐのユーザーの方々の経験をお聞きする時間
第3部 交流会
という全体構成。

しんどかったこと
こんな支援があるとよかった…
グループの力、自助のチカラ、ひとりひとりの力

そんなお話を聞きながら…とても印象に残る会でした。
お話してくださってありがとうございました。
医療者、支援者も、リアルの声を知ることが必要だと思いますし、しんどいなかにいる方へまだまだ情報が届いていない現状も感じました。

しんどかったこと
たくさんあるけど…
身近な一番分かってもらいたい人にわかってもらえないこと。
助産師さんからの「しっかりして」の声かけ、保健師さんが強いというか元気な人が多くて…といった支援者とのかかわり。
身体が動かない。育児や家事を代わってくれる人がいない。孤独感、絶望感…。

自助グループは
共感。自分にokの場。自分の可能性を引き出してくれる場。場がありつづけることが力になってる。etc
正解はなくて、いろんな選択が尊重される場。

こんな工夫してます
生きることにアンテナを張る、自分の状態に気づくことがうまくできなくなる病気なので…
明日でいい用事は明日へ。息抜きの時間を確保。
やることリストをつくって◎をつける。ここまでやったら休もうとか。
自分を守るために「頼る」主治医、行政など、病気を伝えることも。

こんな支援があるといい、あるとよかった、あってよかった、やってます… を共有します

・ゼロ歳児から利用できる一時保育
・ヘルパー 具体的な家事や育児の相談
・コーディネーター:サービースのコーディネート、手続きの代行(どんなサービスをいれたらよいか、サービスを受けるかどうかも、具合が悪くなると頭がまわらない…)
・自助会の情報(病院でも保健師さんからも紹介されなかった、参加してとてもよくなった)
・切羽詰まったときに30分でも話をきいてもらえる場や人(電話相談がつながらない、相談や受診は予約をとってと言われる…)
・予防(産後うつの知識、使える資源の情報など、パートナーと一緒に学べる場) などなど

ぷるすあるはもたくさん宿題をいただいた気がします。
こつこつ発信していきます。
改めて、はぐはぐのみなさん、参加者と主催のみなさん、ありがとうございました。

》はぐはぐさんのブログ
》プティパさんのページ