どんなきもちも大切なきもち。
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活動を始めてから、これまでにいただいた声には、
親に対して
「イヤな気持ちしかなかった」
「(親が具合が悪いことを)自分のせいだなんて感じたことはない」
という声もいくつもありました。
思春期の頃は特にそうだったという方。今でもそう感じているという方。
どんなきもちもOKと発信してきた中で、正面からそういったきもちを取り上げることはこれまであまりなかったと思います。
絵本の主人公たちは、どこかでチアキの子ども時代のキャラと重なる部分があります。絵の中に描ききっているきもち、表情、表現は、どこかで実感からくるものだと思います。だからこそ、みる人がはっとしたり、心にふれるのではないかと思います。
同時に、多様な感じ方を表現していくことの難しさがありました。
「イヤイヤイヤ・・・」
「・・・」
どんなきもちもOK。
親や家族へのきもちやは、まわりが決めることじゃない。
まわりや社会の家族観やいい子プレッシャーをはねのけて
その人が自分のみちを歩んで言って欲しいと思いこのイラストを描きました。