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埼玉ダルク支援センター主催「地域で依存症からの回復をささえるためのセミナー」に参加しました

埼玉ダルク支援センター主催「地域で依存症からの回復をささえるためのセミナー」に参加しました
2016年11月17日 pulusu

2016.10.29(土)@市民会館うらわ、薬物依存症者の回復を地域で支えるためのセミナーに参加しました。
埼玉県立先生医療センターの成瀬先生と、さいたま保護観察所の小出氏の講演ののち、さまざまな立場からのシンポジウムという豪華な内容。

 

孤立してしまいがちな、薬物依存症のご本人、ご家族。
地域で支えるには?
依存症の理解はどうすれば拡がる?
etc考える1日でした。
薬物依存症と聞くと苦手意識。わからない。犯罪のイメージ。遠い世界。そんなイメージが大人から子どもに伝わらないような意識が必要です。
病気の視点。治療、リハビリ、回復する姿。ぷるすあるはとして、頑張って発信していきます。

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シンポジウムのようす。
ピンチヒッターで家族支援の立場から登壇しました(チアキ)。

大阪での取り組みは、フリーダム代表 倉田めばさんのお話し。
ぐっと響きました。
保護観察所 、保健所 、医療、ダルク 全体で繋がる、個で繋がる大切さ。盛りだくさんのシンポジウムになりました。

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めばさんと。就職1年目にめばさんのお話しを聞いたとき、こんなステキな大人になりたいな〜とファンに。いろんな大人がいることを教わりました。

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「刑の一部執行猶予制度を見据えて」〜薬物依存症者を1人ぼっちにしないために〜

・日時:2016.10.29(土)13:30〜18:30 (開場13:15)
・場所:市民会館うらわ コンサート室(JR浦和駅西口徒歩10分)
・定員:100名(事前申し込み要・先着順)
・参加費:無料

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内容

・講演1「薬物依存症とは」成瀬暢也氏(埼玉県立精神医療センター)

・講演2「刑の一部執行猶予制度」小出有二氏(さいたま保護観察所総括保護観察官)

・シンポジウム「薬物依存症者を地域で支えるために」

「大阪での取り組み」倉田めば氏(大阪フリーダム代表)
「保護監察官の立場から」小出有二氏(さいたま保護観察所総括保護観察官)
「保健所の立場から」岸達也氏(鴻巣保健所)
「家族支援の立場から」小倉邦子氏(神奈川工科大学)

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刑の一部執行猶予制度とは? 薬物事犯での刑務所出所者への再犯を防ぐために、刑の一部を猶予し、社会内処遇により回復を促す制度。今年6月1日より始まりました。

関連リンク
大阪フリーダム(薬物依存症からの回復支援)
埼玉ダルク

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