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傾聴のイメージは8対2 ─8割は相手の話をききます

傾聴のイメージは8対2 ─8割は相手の話をききます
2016年11月17日 pulusu

おがてぃです。先月まではまだ半袖の日もあったくらいなのに、今月に入ってからは上着が手放せなくなりました(と思ったらまた暖かくなったり・・・)。ここのところの気候の変化に身体がついていけていません…周りでは風邪をひいている人もいますが、皆様は大丈夫でしょうか?

 

さて、今回は「傾聴」をテーマに少しコラムを書きたいと思います。なぜこのテーマかというと、以前、ぷするあるはが依頼を受けた研修で講師をした際、「傾聴」をテーマにして話をしました。それが好評だったということと、参加者のみなさんの感想が印象深かったのでと、このテーマを提案されたからです。
「傾聴」をテーマにした書籍は巷に溢れているので、ここではあくまで僕自身が普段仕事をしている中で意識していることを中心に書いていきたいと思います。

 

まず、そもそも「傾聴」という言葉自体聞きなれない方もいらっしゃるかと思います。本来は英語で「アクティブ・リスニング(Active Listening)」と言われている言葉の訳で、米国の臨床心理学者でいわゆる「カウンセリング」の生みの親でもあるカール・ロジャース先生が提唱した、相手の話を積極的に聴く姿勢や態度、技術などを示す言葉でした
「積極的傾聴」などと言われることもありますが「傾聴」と表現された時との違いはイマイチわかりません。いくつか調べてみましたが、結構その辺りは曖昧な感じみたいです。

 

この「傾聴」ですが、どんな時に使うかというと、要は「相手のことをより良く知りたい」「相手に気持ち良く話してもらいたい」というこの2点を目的として主に相談を受けた場面とかで用います。なので、福祉とか医療とか教育とか、最近は産業とかビジネスとかの領域でも良く聞きますが、人と会話したり関わったりする際にそれなりに役立ちそうな概念となります。

 

なんで「傾聴」すると相手のことを良く知ることができるのかというと、相手の話をしっかりと受け止めようと、なるべく自分の先入観を排除して理解しようという姿勢で相手との会話に臨むからです。
相手も自分の話をさえぎられずに思ったままに話せるので、気持ち良く話せるし、相手に理解してもらえたという気持ちを持ちやすくなります。

 

だけど、それが難しい。

 

よく「傾聴」をスキルとして「あいづち」や「オウム返し」をしていればよいという感じで書かれている文章などもありますが(実際僕も研修ではそれをスキルとして伝えました)、大切なのは「あいづち」や「オウム返し」をすることで「相手を理解しようとする姿勢」を保つことが大事で、そこがあまり理解してもらえていないことが多いように感じています。

 

先日の「傾聴」の研修では

 

「普段の仕事では、相手がしゃべるのと僕が何か言う割合は、だいたいだ8:2くらいですね。それでも多いくらいです」

 

と伝えると、

 

「私は8割しゃべりたい!」

 

と率直に答えてくれた方がいらっしゃいました。一般的な感覚としてはそうだろうなと思います。自分がしゃべる方が楽しいし、その方が相手のためになると感じる人が世の中には多いのだろうと思います。

 

でも、自分がしゃべるのが楽しいのなら、相手だってしゃべるのがもしかしたら楽しいのかもしれない…という風に「相手の身になって考えてみる」ところからはじめるのが「傾聴」なのだろうなと思います。

 

(…つづく かもしれません 反響をみて)

 

***

この日、おがてぃの研修のあとが、チアキの担当だったので、傾聴の講義で印象に残ったことをきいてみたところ、みなさん同じことを挙げました。8:2 に驚いた!とおっしゃるのです。

傾聴のイメージは8:2。『8割は相手の話をききます』

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きくことについての、おがてぃオススメ本。ちょっと古いですが、内容がしっかりしていて読みやすいです。