「子ども情報ステーション by ぷるすあるは」精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその’子ども’の情報&応援サイト

精神障がいについて学ぶ教材[子どもゆめ基金による教材]

NPO法人ぷるすあるはは、平成28・29年度子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて以下のコンテンツ(教材)を作成しました。このページの一番最後に、制作の意図、お問い合わせ方法を書いています。このサイトの案内チラシとカードは、希望の方へ無料で郵送しています

1.子どもたちへのメッセージ動画
2.動画で学ぶ「家族のこころの病気」
3.動画で学ぶ「発達でこぼこと感覚過敏」
4.イラストで学ぶ病気や障がい(ページと印刷できるシート)
5.感情と体調とコミュニケーション・相談ツール(印刷できるシートやカード)

NEW 4.イラストで学ぶ〜に「感覚過敏」のページが加わりました


教材の使い方と対象のイメージ図。それぞれの教材については、教材のところで説明しています。

1.子どもたちへのメッセージ動画

Youtubeからも見ることができます。

きもちイロイロ(どんなきもちもだいじょうぶ)[1:40]

「きもち・表情」について親しみやすいイラストと音楽で自然にふれることができる動画です。
対象:就学前(年中)〜

※「5-1いろんなきもち日記」のキャラクターともリンクしています。

がんばってるあなたは弱くない(もうムリはがんばってる証拠やから)[1:31]

こころがしんどいけど今は相談は難しい…という子どもへ、まず、がんばりを肯定するメッセージを届ける動画です。
対象:思春期〜

こんなときには相談してください[1:41]

思春期以降起こりやすいこころの病気、こころの不調について、状態を具体的に提示しています。こころの健康を保ち、人生を生き抜くうえで、もっとも大切な「援助希求」をテーマに、相談を後押しするための動画です。
対象:思春期〜

関連ページ
》子どもがそうだんできる電話や場所の情報
》ココロとストレスとうつ

ポスター版もあります
》こんなときには相談してください

2.動画で学ぶ「家族のこころの病気」

親がこころの病気になったときの、子どもの気持ち、生活、まわりの大人のかかわりについて、ストーリー仕立てで学ぶ動画。
お話の最後に、子どもへのメッセージと、まわりの大人へのかかわりのポイントをのせています。
それぞれの病気については「イラストで学ぶ病気や障がい」のページでくわしく学ぶことができます。
対象:小学生は大人といっしょに。思春期〜は自分のペースで。

家族のうつ病

家族の統合失調症(急性期・入院)

家族の統合失調症(自宅療養)

家族のアルコール依存症

絵本の使い方のイラスト解説動画[2:09]

家族のこころの病気を伝える絵本、その朗読動画の使い方。
まず、大人の方が見てください。病名を伝えることにこだわらずに「子どもの安心」につながるように。

知ってください 〜精神障がいをかかえた親とその子どものこと[2:18]

社会へ向けたメッセージ動画。
子どもの身近にいる大人のわたしたちが、今すぐできること。

体験談と現場の声から

》病気と子育て子どもの生活─声をきいてください
病気をかかえながら子育てしている親とその子どもの支援の現場の声を届けるページ

》みんなのストーリー
精神障がいをかかえた親をもつ子どもの立場の方(今は大人になった方)や、病気や障がいを抱えたご本人の体験をまとめたインタビューコラム

》精神障がいをかかえた親と子の支援団体・情報
全国の精神障がいの親とその子どもを支援している団体の情報、子どもの立場の方の集い。体験談や声を掲載しているサイト、書籍などの情報

3.動画で学ぶ『発達凸凹[でこぼこ]と感覚過敏』

発達障害にともないやすい感覚過敏。
子どもの困り感、日常生活や学校場面での困難さにつながりやすいにもかかわらず、これまで理解や支援がひろがっていなかったテーマを、ストーリー仕立てで学ぶ動画。
お話の最後に、子どもへのメッセージと、まわりの大人へのかかわりのポイントをのせています。
対象:小学校中学年までは大人といっしょに。思春期〜は自分のペースで。まわりの大人の人へ。

発達凸凹[でこぼこ]と感覚過敏

4.イラストで学ぶ病気や障がい(ページと印刷できるシート)

病気や障がいについて「どんなことが起こりやすいの?(症状)」「回復のサポートになることは?」「どれくらいの人がいるの?」といった基本的な知識を、イラストで学ぶことができるページです。
対象:およそ小学校高学年〜大人の人向け。小学生は大人といっしょに。
(わかりにくいことや、ぎもんに思ったことは、大人の人に聞きながら読んでください)

もっとくわしく知りたいときの参考サイトや図書をのせています
印刷用のPDFシート(A4×2)があります。並べると見開きサイズになります。子どもと大人といっしょに見れるサイズです。

》双極性障害(そううつ病)

》摂食障害

発達障害にともなうことの多い感覚過敏。本人の困りごと、問題と思える言動の背景にかくれていることがあります。

》強迫性障害(制作中)

》パニック障害(制作中)

》インターネット依存(制作中)

》認知症(制作中)

関連ページ
》精神疾患Q&A
(総論)

学校メンタルヘルスリテラシー教育に関する取材記事

 

》ココロとストレスとうつ

子どものうつ。セルフケアや相談のタイミングなどを学ぶことができます。「うつやんズ」のキャラクターがナビゲートします。

5.こころとからだのコミュニケーション&相談ツール(印刷できるシートやカード)

こころの健康を保つために大切な「きもち(感情)」。気持ちともリンクしている「からだ(体調)」について、イラストで学ぶシリーズです。印刷できるシートやカードのスタイルになっています。
厚手の紙に印刷したり、ラミネート加工すると、長持ちします。
習っていない漢字にはルビをふります。感情や体を表す言葉を知る機会にもなります。

5-1.いろんなきもち日記

基本的な「きもち」を書いたシート。シートPDFを印刷して活用。
対象:およそ小学校中学年から

 

コンテンツのねらい

・いろんな気持ちを知る、自分の気持ちにきづく、どんな気持ちもOKにする(子どもも大人も)、気持ちを伝え合う練習をする

使い方例

・日記のように、1日をふりかえり、その日に感じたきもちを選ぶ。
・朝、今のきもちを選ぶ。
・シートにないきもちを書いてもよい。
・ポスターの用に掲示する。
・白黒バージョンは色をぬってもよい(子どもが自分で、あるいは大人がぬる。ぬり絵を楽しみながら自然に気持ちについてふれる機会になる)

大人の人へ

「どんなきもちもokです」
どれを選んでも、絶対にしからない、イヤな顔をしないようにします。
正直なきもちを話さないようになります。正直なきもちを言うことはよくないことだと学習することもあります。
子どもにも子どものペースがあり、今は気持ちの話なんてしたくない…ということもあるでしょう。
例えば「ふつう」は、そんなときに子どもが比較的負担なく選べる項目として入れています。
人には、ポジティブなきもちも、ネガティブなきもちも、いろいろな気持ちがあることを、まずまわりの大人が肯定します。大人も自分のきもちに気づくきっかけにしてください。

5-2.体調ポスターとカード

基本的な「からだの不調」を一覧にしたポスターとカード。
対象:小学生から

体調カード

コンテンツのねらい

・いろいろなからだの不調の種類があることを知る。自分の体調をふりかえるきっかけにする。体調を伝える練習をする。

使い方例

・ポスターを相談室やトイレなどに掲示する。自然に、体調を表すことばを学んだり、自分の体調をふりかえるきっかけにする。
・からだの調子がわるいとき、カードをもちいて、伝えるきっかけにする。

大人の方へ

なんだかわからないけど調子が悪いというとき、それを伝えることが難しいことが多いようです。「いつもとちがう」「いたいところがある」「ケガをした」など、あいまいなカードも作っています。そこから、具体的にどこが調子が悪いのか、いっしょに見つけられるとよいと思います。
大人も自分の体調に気づいたり、それをまわりの人に伝えたり、ということを意識してできるとよいと思います。

5-3.こころとからだのメーター日記

「調子を見える化」して、さらに細分化するメーター日記。
対象:小学校中学年くらいから(大人といっしょに)

コンテンツのねらい

・自分の調子を0から100までのメーターで「見える化」する。まわりの人に伝えることで、共有することもできる。
・調子のなかみには、「からだ」「きもち」「あたま」など、いくつかの要素があることを知る。細かく見ていくことで、対処しやすくなることを学ぶ。

使い方例

・まわりの大人がサポートしながら、いっしょにシートをうめていく。
・日頃から定期的にやっておくことで、不調時に「どこの調子が悪いのか」を見つけやすくなる
・ストレスになっていることを見つけたり、対処をいっしょに考えることができる
・例えば「ココロとストレスとうつ」のページの内容をいっしょに学んでからこのシートをやることも有効

大人の方へ

「調子はどう?」「なにかストレスない?」を聞きたい場合に、いっしょにうめられるシートがあると、聞かれる方も、尋ねる方も、抵抗感少なく進められることがあります。
直面化のイメージではなく、横並びのイメージでとりくめるとよいです。
大人の人でも、からだとこころとあたまの調子をわけて考えることは有効です(苦手な人も多い!)。自分ごととしても定期的に取り組めるとよいと思います。

5-4. SOSカード

こまったときに電話をかけるところ、行く場所を、書いて携帯しておくカード。110番、119番のかけかたも。

[PDF]SOSカード

作り方つき。(481KB)

 

コンテンツのねらい

・子どもの安全に役立てる。
・具体的に、その子どもにあった困りごと、予想されることにどう対応するかを、いっしょに考えられる。
・行き先は、電話する番号を決めておくことで、いざというときに動ける。
・避難訓練のようなイメージ。

使い方例

・印刷してカードを作成する。

・大人といっしょに、コミュニケーションをとりながら作る。内容は、低年齢のときは、大人が記入する。
・携帯電話がない時には、公衆電話の場所を確認し、かけ方を練習しておく(知らない子も多い)
電話で、最初に言う言葉を練習する。
・電話がかけられないときにも、大人に こまってる 助けてが言えると助けてくれることを伝える。
・携帯を持っている子どもはQRコードを読みこんで、くわしい相談先を見ることができる。
・子どもが1人で作ってもよい。カードがあることで、困ったときに、どこに行けばいいのか考えておくヒントになる。

大人の方へ

子どもに合わせて、行動範囲やその子ができることを考えてください。子どもがここなら行けるという場所を尊重します。
カードを作ることがコミュニケーションのきっかけになります。一緒に考えたり、記入して渡すことで、気にかけていることが伝わります。

制作の意図

精神障がいは、病院にかかっている患者[かんじゃ]さんの数が300万人をこえるほど、とても身近な病気です。5人に1人は、一生のうちに精神疾患にかかるとも言われています。
身近な家族が病気をかかえている場合もたくさんあります。そして、子ども自身や、まわりの子どもが病気になることもあります。

統合失調症[とうごうしっちょうしょう]など10代から発症[はっしょう]しやすい病気もあります。発達障害や知的障害のように、子どもの頃から特性があらわれるものもあります。長期的につきあうことの多い病気や障害ですです。

骨折などと違って「目に見えなくてわかりにくい」です。社会全体としても理解がすすんでいなかったり、偏見も残っています。
これだけ身近で生活に影響の大きい病気にもかかわらず、学校で習う機会がほとんどありません。

そういった背景の中でこの教材をつくりました。自分のこころ、からだと上手につきあって、調子の悪いときにはいろいろな対処をしながら、まわりのサポートも受け取りながら、その子らしい人生を見つけていくことを願っています。
まわりの大人の人もいっしょに精神疾患について学び、子どもたちの育ちを応援していただけたらと思います。

お問い合わせ方法・チラシの取り寄せ

このページに関すること、教材に関するお問い合わせは、NPO法人ぷるすあるはのHPより 》お問い合わせフォームへ

*このサイトの案内チラシとカードは、希望の方へ無料で郵送しています
》サポーター登録フォームへ(登録無料)

 

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