「子ども情報ステーション by ぷるすあるは」精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその’子ども’の情報&応援サイト

精神障がいについて学ぶ教材[子どもゆめ基金による教材 page2]

NPO法人ぷるすあるはは、平成28・29年度子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて以下のコンテンツ(教材)を作成しました。このページの一番最後に、制作の意図、お問い合わせ方法を書いています。このサイトの案内チラシとカードは、希望の方へ無料で郵送しています

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1.子どもたちへのメッセージ動画
2.動画で学ぶ「家族のこころの病気」
3.動画で学ぶ「発達でこぼこと感覚過敏」
4.イラストで学ぶ病気や障がい(ページと印刷できるシート)

教材の使い方・制作の意図

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5.感情と体調とコミュニケーション・相談ツール(印刷できるシートやカード)

1)いろんなきもち日記
2)体調ポスターとカード
3)こころとからだのメーター日記
4)SOSカード
5)調子を伝えるシート・スケール付
6)プライベートゾーン

 


 

5.こころとからだのコミュニケーション&相談ツール(印刷できるシートやカード)

こころの健康を保つために大切な「きもち(感情)」。気持ちともリンクしている「からだ(体調)」について、イラストで学ぶシリーズです。印刷できるシートやカードのスタイルになっています。
厚手の紙に印刷したり、ラミネート加工すると、長持ちします。
習っていない漢字にはルビをふります。感情や体を表す言葉を知る機会にもなります。

5-1.いろんなきもち日記

基本的な「きもち」を書いたシート。シートPDFを印刷して活用。
対象:小学生から

 

コンテンツのねらい

・いろんな気持ちを知る、自分の気持ちにきづく、どんな気持ちもOKにする(子どもも大人も)、気持ちを伝え合う練習をする

使い方例

・日記のように、1日をふりかえり、その日に感じたきもちを選ぶ。
・朝、今のきもちを選ぶ。
・シートにないきもちを書いてもよい。
・ポスターの用に掲示する。
・白黒バージョンは色をぬってもよい(子どもが自分で、あるいは大人がぬる。ぬり絵を楽しみながら自然に気持ちについてふれる機会になる)

大人の人へ

「どんなきもちもokです」
どれを選んでも、絶対にしからない、イヤな顔をしないようにします。
正直なきもちを話さないようになります。正直なきもちを言うことはよくないことだと学習することもあります。
子どもにも子どものペースがあり、今は気持ちの話なんてしたくない…ということもあるでしょう。
例えば「ふつう」は、そんなときに子どもが比較的負担なく選べる項目として入れています。
人には、ポジティブなきもちも、ネガティブなきもちも、いろいろな気持ちがあることを、まずまわりの大人が肯定します。大人も自分のきもちに気づくきっかけにしてください。

5-2.体調ポスターとカード

基本的な「からだの不調」を一覧にしたポスターとカード。
対象:小学生から

体調カード

コンテンツのねらい

・いろいろなからだの不調の種類があることを知る。自分の体調をふりかえるきっかけにする。体調を伝える練習をする。

使い方例

・ポスターを相談室やトイレなどに掲示する。自然に、体調を表すことばを学んだり、自分の体調をふりかえるきっかけにする。
・からだの調子がわるいとき、カードをもちいて、伝えるきっかけにする。

大人の方へ

なんだかわからないけど調子が悪いというとき、それを伝えることが難しいことが多いようです。「いつもとちがう」「いたいところがある」「ケガをした」など、あいまいなカードも作っています。そこから、具体的にどこが調子が悪いのか、いっしょに見つけられるとよいと思います。
大人も自分の体調に気づいたり、それをまわりの人に伝えたり、ということを意識してできるとよいと思います。

 

カードのアレンジの例

カードフォルダ、カード立てなどを活用するのもひとつの方法です。(100円ショップなどにも売っています)

5-3.こころとからだのメーター日記

「調子を見える化」して、さらに細分化するメーター日記。
対象:小学校中学年くらいから(大人といっしょに)

コンテンツのねらい

・自分の調子を0から100までのメーターで「見える化」する。まわりの人に伝えることで、共有することもできる。
・調子のなかみには、「からだ」「きもち」「あたま」など、いくつかの要素があることを知る。細かく見ていくことで、対処しやすくなることを学ぶ。

使い方例

・まわりの大人がサポートしながら、いっしょにシートをうめていく。
・日頃から定期的にやっておくことで、不調時に「どこの調子が悪いのか」を見つけやすくなる
・ストレスになっていることを見つけたり、対処をいっしょに考えることができる
・例えば「ココロとストレスとうつ」のページの内容をいっしょに学んでからこのシートをやることも有効

大人の方へ

「調子はどう?」「なにかストレスない?」を聞きたい場合に、いっしょにうめられるシートがあると、聞かれる方も、尋ねる方も、抵抗感少なく進められることがあります。
直面化のイメージではなく、横並びのイメージでとりくめるとよいです。
大人の人でも、からだとこころとあたまの調子をわけて考えることは有効です(苦手な人も多い!)。自分ごととしても定期的に取り組めるとよいと思います。

5-4. SOSカード

こまったときに電話をかけるところ、行く場所を、書いて携帯しておくカード。110番、119番のかけかたも。

[PDF]SOSカード

作り方つき。(481KB)

 

コンテンツのねらい

・子どもの安全に役立てる。
・具体的に、その子どもにあった困りごと、予想されることにどう対応するかを、いっしょに考えられる。
・行き先は、電話する番号を決めておくことで、いざというときに動ける。
・避難訓練のようなイメージ。

使い方例

・印刷してカードを作成する。

・大人といっしょに、コミュニケーションをとりながら作る。内容は、低年齢のときは、大人が記入する。
・携帯電話がない時には、公衆電話の場所を確認し、かけ方を練習しておく(知らない子も多い)
電話で、最初に言う言葉を練習する。
・電話がかけられないときにも、大人に こまってる 助けてが言えると助けてくれることを伝える。
・携帯を持っている子どもはQRコードを読みこんで、くわしい相談先を見ることができる。
・子どもが1人で作ってもよい。カードがあることで、困ったときに、どこに行けばいいのか考えておくヒントになる。

大人の方へ

子どもに合わせて、行動範囲やその子ができることを考えてください。子どもがここなら行けるという場所を尊重します。
カードを作ることがコミュニケーションのきっかけになります。一緒に考えたり、記入して渡すことで、気にかけていることが伝わります。

5-5. 調子を伝えるシート・スケール付

からだ・きもち・あたまの調子とその程度を一覧で視覚化して伝えるシート。
対象:中学生から(メンタルヘルスの不調をかかえている人が主なターゲットです)

コンテンツのねらい

・調子の中身を、からだ、きもち、あたま(思考)と細分化して、それぞれ調子がどうかをスケールで「見える化」する。
・まわりの人に伝えることで、共有することもできる。
・特に相談や受診のときなどに、効率良く、状態を伝えるのに役立つ。

使い方例

・まわりの大人がサポートしながら、ひとつひとつ、スケールに今の調子を記していく。
・相談に行く際、受診の際など、その前にいっしょに準備しておく。
・漢字にはルビをふる
・シート、文字が小さい場合は、拡大して2枚にわけて使う
・カード版が使いやすい人は、カードを用いる

大人の方へ

自分の調子を知る、伝えることは、難しいことです。調子が悪いときはなおさら。そういうときに、手がかりになるツールとして、活用ください。
大人の方も使えます。

5-5. プライベートゾーン

水着でかくれる部分。自分の性、体を守るためにの知識です。
対象:小学生から

コンテンツのねらい

・子どもが自分の性や体やココロを守るための知識を、シンプルなイラストで学ぶ
・相手の性や体やココロを守る、尊重するためにも大切な知識。
・現実には、子どものプライベートゾーンを守れない大人、悪意をもって利用する大人も存在するため、そういうときには、相談してほしいこと、大人が全力で守ることが書かれています。

使い方例

・まわりの大人が説明しながらいっしょに見る。

大人の方へ

プライベートゾーンを守れない大人(子ども同士です)、犯罪など、加害者が100%悪いです。
プライベートゾーンを守る知識が、「自分を守れなかった自分が悪い」と子どもを追い詰めることのないように、なにかあったら相談して欲しいこと、大人が子どもを全力で守るようにします。


 

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