「子ども情報ステーション by ぷるすあるは」精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその’子ども’の情報&応援サイト

「子ども情報ステーションのご利用アンケート2017」の結果と声を紹介します

「子ども情報ステーションのご利用アンケート2017」の結果と声を紹介します
2017年8月2日 pulusu

127件の回答をいただきました。ありがとうございました!

ウェブ上で回答者を募ったアンケートの結果をご報告します。(この間のサイトのユニークユーザー数は約6.5万人)
すべての声を読ませていただきました。ほんとにたくさんの自由記載をいただきました。

***

1.回答者の年齢

昨年はなかった高校生の方が…(^^)…嬉しいです。ありがとうございます。
年代の割合は昨年と大きな変化はありませんでした。(小中学生は、仮に見てくれていても、アンケートへの回答はハードルが高いと思いますが… 追跡方法がありませんが、子どもたちが少しでもアクセスしているのかは気になるところです)

 

2.お立場

支援者の方、ご本人ご家族の割合が多く、ご本人ご家族であり支援者でもある方が多かったです。
お立場で多かったのは、昨年と全く同じ順番でした。
支援者の方の内訳では、保健・福祉領域が4割。教育と医療がそれぞれおよそ2.5割でした。
職種では、看護師が最多、次いで精神保健福祉士でこの2職種が多く、以下、臨床心理士、教師、保育士、保健師、養護教諭…と続きます。ここに書ききれないくらいに、さまざなまな職種の方に利用いただいていました。

サイトにアクセスしたきっかけはSNSが1位は昨年と同様でしたが、検索、絵本からなど、SNS以外の割合が増えています。主治医のすすめ、など病院での紹介をきっかけにアクセスされる方も出てきています。

毎日アクセスしているという方が4%いらっしゃいました(昨年は1%)。ありがとうございます!
「今回はじめて」の方の割合がへり、リピーターが増えています。

 

3.役に立った、関心をもったコンテンツ

1位:小・中高生のみなさんへ

2位:イラストで学ぶ病気や障がい

3位:ダウンロード(ぷるす工房)

4位:プルスアルハの絵本の情報

5位:ゆるゆる子育て(親のみなさんへ)

昨年2位だった子供向けのページが1位に。精神障がいなどを抱えるご本人、親、子など、当事者の方に多く評価いただきました。
「ダウンロード(ぷるす工房)」は、コメントで触れてくださる方が多かったページです。

 

 

4.改善点や提案

 

いただいたすべてのご意見を紹介します。ありがとうございます。

□ 子ども同士の相談や、子どもからの相談を受け付けるようなコーナーがあれば、と思います。情報を伝えた中学生からもっと相談できる、わかってくれる人がいるホームページじゃないので使えない、と言われました。

□ 子どもたちがアクセスしやすくなると良いと思います。子ども向けのSNSなど。

 

□ YouTubeの動画の字幕が、ひらがなか、ルビがあったら嬉しいかもです。子どもが低学年なので。

□ ファイルをA4で印刷しているのですが、せっかくのイラストが少し小さく、文字もつぶれてしまいがちなのが、もったいないと感じます。あとちょこちょこ誤植がきになりました。

□ ぷるす工房のダウンロードが何度試しても正しいサイズに印刷されません。

□ ダウンロード出来るものの見本が小さくて、何が書いてあるのかよく分からない。一つずつ開いて確認するのが少し手間。

□ どこにどんな情報があるのか、必要な情報の見つけ方

 

□ 子ども〜大人、高校生世代に向けたソーシャルスキルや生活の知恵を盛り込んだダウンロード集

□ 中高生向けの情報も欲しい

□ ダウンロードのカードのところで、「話せない」「言葉にならない」「言葉にできない」「壊れそう」のカードがほしい。

□ 情報の可視化の仕方が素晴らしいと思うので、子供に役立つツールなどがもっと充実すると嬉しいです

□ 気持ちを表現しているイラストのカードや、自分の世界は広がっていくというイラストを発売していただけたらと思います。

□ イベントとかを色んなところと連携してやってみては

□ もっと困っているときにこのサイトを知りたかった。広報活動をもう少しして周知をはかり、今困っている子どもたちもより利用できるようにしてほしい。

いただいた改善点については、随時、進捗状況を追記していきます。(昨年いただいたご意見もひきつづき取り組みます)

 

5.サイトをみての感想など

本当にたくさんの自由記載をいただきました。ありがとうございます。全てを紹介できず申し訳ありません…一部ですが声を紹介します(趣旨がかわらない範囲でコメントを短くさせていただいたものがあります)。

□ 子ども向けのツールなどがあるのが、他にはあまりないので良いと思います。また、高校大学と世界が広がっていくイラスト(》広い世界が待ってるし)や絵本などは、子ども支援のボランティアのときだけでなく、自分の子ども時代のモヤモヤをほぐす一つにもなりました。

□ 保健室にダウンロードしたぷるす工房のものを掲示したところ、精神障害を持つ生徒はもちろん、落ち込んで来室した生徒の目にとまり、力になっていた。ある生徒はスマートフォンの待ち受け画面にして、前向きな気持ちをもらっているようでした。

□ 子どもが気持ちを表現できるようになって来た。sosを出していいと言う気持ちになってくれつつある。

□ 私の精神障害で子育てに困った時に頼れる場所があることを知り、安心した。病気への理解が深まった。

□ 子供だけでなく自分も癒されましたし、パートナー(=片方の親)の立場として子供をどう支えていったらよいか、その考えかたなどがとても参考になりました。

□ 患者さんとそのお子さんへの説明で、「イラストで病気や障がいなどについて知る」のダウンロードファイルに沿って使用させていただきました。面談日の前から、患者さんと何を説明して何を伏せるか一緒に打ち合わせができました。説明用紙を準備する手間も省けたばかりでなく、疾患概念に基づいた親しみのわくイラストがとってもキュートで気に入っています。お子さんにも実際に紙を渡して、食い入るように見てくれましたし、チェックボックスなど参加型の説明になりました。その場では伝えきれなかったことも、紙を持ち帰っていただくことで、困った時や興味がわいた時に子ども情報ステーションのリンクをたどってくれればと淡い期待を抱いています。

 

□ 自分の生きずらさ、不安定な精神状況とのつきあい方、自分を知ることができる。子供のころの家族との関係、記憶から自分責めをしない方向へもっていけるようになった。

□ 精神障害の親を持つ子供として、自分を受け入れられるようになった。支援者でもあるので、家族看護に力を入れたいと思うようになった。

□ 不登校教室に紹介したところ、すぐに絵がとても素敵で、かつ役立ちそうな内容で喜ばれました。どんな気持ちも○など、自分自身、読んでいて救われました。発信してくださる人がいて、救われる人は私だけではなくたくさんいると思います。

□ 自分の子ども時代にプルスアルハに出会いたかった

□ 平易な言葉で情報が書かれているため、子どもたちや大人たちに実際にどのように説明したらよいのか、とても参考になりました。ホームページや絵本も、紹介させていただいております。大学の学生が、子ども情報ステーションにアクセスし、さらにぷるすあるはさんの絵本を購入して読んだことで、うつ病の親を持ったつらさを、はじめて「人に話してもいいんだ」と思えたそうです。
「こんな家族がいるんだ」と理解する学生や、「自分の親もアルコール依存で、今は離れているからいいけれど、前はとてもつらかった」「自分の親もうつ病で、もっと早くこういう絵本を知りたかった」など話す学生がいます。子ども達が、自分自身について書かれた本だと思えることは、とても素晴らしいと思いますし、一人じゃない、話してもいい、というメッセージになると感じています。

□ 絵という手段を用いた情報の質が高いと感じた。こころのケアの講座やグループで深呼吸やセルフケアをしてもらう際に、ぷるす工房からダウンロードして大人の参加者に使ってもらった。それまで言葉によるコミュニケーションに限界を感じる事があったが、ちあきさんのほんわりしたイラストに提供する側がふんわりできた事。結果、参加者にも同様の空気が伝わり、相談の場やグループがほぐれるのにとても役立った。

□ 継続的な活動、支援をつづけてください。サイトが存在していることが心の支えになっています。今、生きていてよかったと思える情報ステーションです。子供のつらさを少しでも大人がきづけるサイトとして感謝しています。

 

 

6.絵本をみての感想など

 

□ 夫の病気を何とかしようと焦る気持ちが無くなり、治るのをゆっくり待とうと思えた。学校に行きたくないという子ども達の気持ちを受け止められるようになった。

□ 絵本が、自分の感覚過敏のことを周りの人に知ってもらう、理解してもらうための助けになった。とても感謝しています。

□ 中学の時親が離婚して、すごく落ち込んでいて自分の体調も悪くなって…。学校に行っても1日に1回は保健室に行っていました。そんな心も体もボロボロの時、保健室の先生が「僕の冒険の始まり」を私のために買ってきてくれました。読んだらすごく私の経験と似ていて私だけじゃないんだなと思いました。この絵本の読み聞かせもYouTubeに上げてほしいです。この絵本に出会えてよかったなと思いました!

□ 自分自身の幼い頃の体験が癒される気がした

□ 一見意味がわからない子供の言動が理解しやすくなり、少しだけど子供に寄り添える様になりました

□ 子供のころの自分が悲しかったことを大人になった今、きづくことができ、自分を大切にしようと思えた。よく生きのびたと思う。自分のような経験をしている子供が少しでも早く、いま、自分の状況を責める苦しさから転換できる絵本がきっかけとなるよう絵本の存在を周りにも伝えている。

□ 子どもが置かれている状況が良くわかり職場でも関心が高いが、当事者である子どもに見せるかどうかという段階になると、(小さな)子どもが置かれた状況や家族関係が深刻すぎて、情報提供だけでは済まされない。情報提供してあなただけが苦しんでいるのじゃないということを伝えて、じゃあその次はどうしたら良いのかという思いがぬぐい去れず躊躇してしまう。

□ 昔の自分を思い出し、一時的にトラウマになった。

□ 色調、筆のタッチ等から、色んなイマジネーションが湧く。相談者に紹介する事もあるが、一番は、支援側の疲弊、困惑、等様々なマイナス感情を、絵本を見ることで解放できる事。特に、自分の親の特性が幼少期からの自分に少なからず影響していたんだな、と実感できる事。頭ではなく、マインドのところで。

たくさんの声をありがとうございましたm(_ _)m  制作チームとして、とても力をいただきました。
サイトのコンテンツの量・質ともに高めていけるように、真摯に取り組みます。長文最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

ホットとアルハおねがい

2016年のアンケート結果はこちら

》part.1 ウェブサイト
》part.2 絵本

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